アニメシリーズ脚本:帝国の灰 (Teikoku no Hai)
主要登場人物
ザイド (Zayd): 17歳。利口で観察眼の鋭い孤児。「知恵の館」で育ち、本を唯一の家族と考える。彼の夢は戦うことではなく、バグダッドを築いた理性を守ること。
サルマ姫 (Salma-hime): 19歳。カリフの娘。洞察力と反抗心に満ちている。父の宮殿を蝕む腐敗を目の当たりにし、権力よりも理念と共に立つことを選ぶ。
ハーリド大臣 (Minister Khalid): 50歳。狡猾な政治家。自己の利益のみを信じる。国家の崩壊を、モンゴルにバグダッドを売り渡してでも、自らのために権力を再構築する好機と見なしている。
アルカン (Arkan): 35歳。モンゴル軍の現場指揮官。冷酷で有能だが、単なる殺戮機械ではない。剣であれ思想であれ、真の力を尊重し、バグダッドの文明と文化に触れて思想的な変化を経験する。
ヤヒヤ長老 (Sheikh Yahya): 70歳。「知恵の館」の大学者であり、ザイドの師。静かな知恵と、価値観の最後の砦を象徴する。言葉は剣よりも強いと信じ、言葉を生かし続けるために自らを犠牲にする。
アンマール (Ammar): 若き衛兵。正義感が強く、優れた戦士。後にザイドたちの仲間となる。
ジャブル (Jabr): ハーリド大臣の個人的な護衛。巨大で寡黙な戦士。