鈴（すず）と蘭（らん） メイド喫茶
欄「ねぇ、すず」
鈴「なんですか？」
欄「メイド喫茶って、あるじゃん？」
鈴「ありますね。それがどうかしました？」
欄「いや、あんなバカ高い金払ってまで得るものってなんもないのに、よくあれだけの人が集まると思ってさ。もうさ、キャ──」
鈴「それ以上は言わせませんよ。それに、好きなものは人それぞれじゃないですか」
欄「うんうん」
鈴「だからその価値を他人が決めてはいけないと思います」
欄「あとで悔いたとしても？」
鈴「そのとき自分が笑ってるならいいんです」
欄「ふーん。ところでさ、すずってそういうメイド喫茶というところ好きなの？」
鈴「……なんで、ですか？」
欄「いや、すごいカバッてるから好きなのかなって」
鈴「そ、そんなわけないでしょ！ もう、この話終わり！」
欄「すずが図星つかれて照れたので今回は終わりです」
鈴「そういうわけじゃないですからー！」
例のブツです。140字の壁とか知りませんというスタイルですね。
今日は短編もあるのでよければそちらも読んでください！
（20：00～20：30の間に投稿予定）
↓今日投稿の短編
『花より団子 世界一の美少女が選んだのがぽっちゃりの俺だなんて』
（二部構成になりそう……）