丑三つ時テンションの雑記です。
カクヨムでの読みたい作品のフォローも増えてきて、楽しい毎日ですが、いかんせん私はどこにでもいる底辺会社員なので、とにかく時間がないですねw
元より読むのは好きですが、読んでばかりいると書く時間を取れないですし(しかも途中で筆を止めてしまいやすく、遅筆なので)、時間の使い方も悩みどころです。
それなのにAmazonでもちょこちょこ本を買い足してていて、我ながらアホかと思っています。
また、ライブにも行きたいしYouTubeをだらだら見る時間も欲しい……葛藤の毎日。
ですので自分の更新は週に1話、3000字程度という無理のないペースで頑張ります(´;ω;`)
終わりに、最近読んだ本について触れたいなと思います。
近頃は芦沢央先生にハマってます。
ヤバいです、読んでてゾワゾワ震えます!(語彙力)
いや、震えると言うか、重たく暗い空気が肌身にじっとり染み込んでくるような、うめき声を上げたくなるほど、イヤ〜な感覚に支配されるというか……
褒めてます。
私の文章力が稚拙すぎて褒めてるように見えないかもしれないのですが、褒めてます。
つまり、ぞわわっ!するくらい先生の表現が巧みだよ〜!ってことです。
日常に根付いた感覚や感情から読者を引き込んでくるので、私のように普通に生きてきた20代後半の女は、とくに先生の作品に共感しやすく、とどのつまりカモ。
それほど巧みな表現でどっぷり作品に入り込まされ、そして、緻密かつ丁寧に作り込まれた人物像とストーリーに驚愕させられます。
短編作品はワイダニットものが多い印象ですが、読後にすごい納得感を得られるんです。
「あー、いるいる!そういう人!」とか、
「同じ状況なら私もやっちゃいそうだ……」みたいな。
読者の身近なところに訴えかけてくる。
余談ですが、
私が初めて手に取ったのが、短編集の「汚れた手をそこで拭かない」でした。
文庫です。
書店で平売りされていて、圧倒的に気になるタイトルが目を引きまして。
気になりますよね!?
まんまとこれを買い、全編読んで、1行目から作中にグッと入り込まさせる感覚が癖になりました。
そして思いました。
久々に作者買いをするときが来たぞ!と。
空き時間にも読みやすい短編集は人にも勧めやすいので、本当にいい出会いをしたなと思います。
駅の本屋さん、ありがとう。
余談、終わります。
長編は、人物視点が次々入れ替わる形式が多い印象です。
1話が終わると、一見なにも関係ない話が始まるんですよ。
しかし、その一見関係ない話が交わり、収束していく感覚が、鳥肌が立つほど面白いのです。そう繋がるんだ……!みたいな。
もちろん長編も、緻密な人物像と、五感をも支配される表現力でもって、冒頭から引き込んでくれます。
ちなみに、まさに今日読み始めた貘の耳たぶ。
プロローグから「あああ……」と心の中で呻くくらいイヤな気分になりました。(※褒めてます)
とにかく素晴らしいです。
最後の最後にもう一点!
芦沢先生の最新短編集・魂婚心中は、書店に行ってハードカバーで買いました(。`・ω・)9"
普段はタブレットで読書することに慣れてしまって、電子書籍ばかり買ってるんですが、やはりちゃんとした本は「本!」って感じがして良い……
そういえば自分は、タブレットにもペーパーライクフィルムを貼ってるくらい紙の手触りが好きだったな、というのをたった今思い出しました……
※追記:実は深夜テンションで好きな作家さんの話をものすごい熱量でしていたのですが、執筆と関係ない内容に当てはまりそうで削除しましたw⇒と思ったら読書日記OKらしいので、いいや!と思って戻しました。