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「堕天使の夢~それでも少年は、世界を愛する」、第6話を公開しました

第6話「それは、救いか? 災いか?」

初めて読まれる方へ

(小説の紹介文から抜粋です)

 幼い頃、都の断罪所で罪人、ヘジューイ・シモの断罪を見た天使の少年、レウード・ウィルは、彼の言葉から恐ろしい真実を知ってしまいました。「自分が住んでいる国、天界の大帝国であるウェステリア帝国は、天使達の個を殺した独裁国家である」と。彼は、その真実に驚かされました。それを叫ぶ罪人、ヘジューイ・シモの覚悟にも魅せられて。ヘジューイは周りの天使達にも「それ」を訴えましたが、周りからの理解は得られず、それどころか、大天使のバルジンにも「貴様の考えなど、知った事ではない」と言われ、ウェスエリア帝国の最高刑、「下界への追放」に処せられてしまったのです。レウードは、その光景に胸を痛めました。そして、一つの夢を抱いた。「彼の夢を受け継いで、自分が国の未来に光を灯そう」と言う夢を。これは社会の思想に立ち向かった一人の少年と、それに関わる天使達、そして、下界に生きる人々の思いを描いたヒューマニスティック社会派ファンタジーです。
 
 本作は、特にこのような物語を読みたい方にオススメです。

①主流の異世界ファンタジー(最強主人公、異世界転生、チーレムなど)に対するアンチテーゼ(のような物)を読みたい方。
②様々な人間ドラマ、多様な思想や価値観を楽しみたい方。
③主人公の思想や行動を絶対的な正義として読みたくない方。
④敵側の思想や行動にも一理あり、それを楽しみたい方。
⑤小説をガッツリ読みたい方(1話あたりの文章量が多めです)。

※この作品は、以前文学賞に応募した作品を加筆、修正した物です。

全9話(プロローグ、エピローグも含めて)を予定。
物語は既に完成しておりまので、随時公開して行きたいと思います(公開時間は、夜の8時過ぎから9時頃の予定)。

第5話まで読まれた方へ
 
 あの少年が、再び登場です!

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