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「堕天使の夢~それでも少年は、世界を愛する」、第4話を公開しました

第4話「夜は、暗いからこそ美しい」

初めて読まれる方へ

 幼い頃、都の断罪所で罪人、ヘジューイ・シモの断罪を見た天使の少年、レウード・ウィルは、彼の言葉から恐ろしい真実を知ってしまいました。「自分が住んでいる国、天界の大帝国であるウェステリア帝国は、天使達の個を殺した独裁国家である」と。彼は、その真実に驚かされました。それを叫ぶ罪人、ヘジューイ・シモの覚悟にも魅せられて。ヘジューイは周りの天使達にも「それ」を訴えましたが、周りからの理解は得られず、それどころか、大天使のバルジンにも「貴様の考えなど、知った事ではない」と言われ、ウェスエリア帝国の最高刑、「下界への追放」に処せられてしまったのです。レウードは、その光景に胸を痛めました。そして、一つの夢を抱いた。「彼の夢を受け継いで、自分が国の未来に光を灯そう」と言う夢を。これは社会の思想に立ち向かった一人の少年と、それに関わる天使達、そして、下界に生きる人々の思いを描いたヒューマニスティック社会派ファンタジーです。

第3話まで読まれた方へ

第一部、完結です。続いて、第二部(下界篇)がはじまります。

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