ここで、これまでの物語を簡単に振り返ります。
泉穂国の国主・杉田家と嶺賀国の国主・矢上家は、同盟を結ぶため、矢上家の次男が杉田家へ婿入りするという形で、政略結婚を取り決めていました。
・第1話:若様を迎える日。いつも通り穏やかな町で笑い合う沙耶姫たち。だが、護衛の女剣士・弥月だけは、この婚儀に納得できずにいた。
・第2話:一方、嶺賀国から泉穂国へ向かう矢上家の若様・琉成もまた、静かな覚悟を胸に旅路を進んでいた。
・第3話:杉田館へ到着した琉成。緊張感漂う大広間で、弥月と琉成は初めて視線を交わす。
・第4話:杉田家の面々は琉成を温かく迎え入れ、少しずつ互いの人となりを知っていく。
・第5話:琉成の滞在先は杉田館ではなく、弥月の父・重信の屋敷へと案内されることに。
・第6話:館の庭園で、沙耶たちと穏やかな時間を過ごす琉成。
・第7話:館下町を案内される中、琉成はなぜか、鋭い警戒を崩さない弥月の姿を目で追っていた。
・第8話:琉成の真摯な思いに触れ、かたくなだった弥月の心が、少しずつ解け始めていく。
・第9話:平穏な日々が流れて半月。矢上家から「沙耶姫を我が領へ招待したい」という手紙が届く。
・第10話:胸騒ぎを覚え、猛反対する弥月。だが沙耶は、両国の未来のために招待を受ける決意をする。
両国の絆が深まりかけた矢先、差し伸べられた「招待」の手。
それは平穏の終わりか、それとも――。
第11話からも、ぜひお楽しみください!