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「堕ちた伯爵令嬢の未来」の裏話

「堕ちた伯爵令嬢の未来」にレビューをいただきました。
こういったときの作法がよくわかりませんが、どうもありがとうございます。

他サイトからの転載が主で、近況ノートもまともに記していない書き手ですが、こういうことがあると、もうちょっと頑張って浮上しようかなって思いますね(単純)

せっかくなので、小説家になろうへメモ書きしていた、裏設定・覚え書きを、こちらにも持ってきてみます。
ご興味ある方は、ご覧ください。

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◎ロスト伯爵家の裏事情
レティシアの母親は亡命者集団の一員。ロスト伯爵家は慈善活動の一環として彼らと会い、ドナルドはレティシア母に一目惚れ。
当時彼女は15歳だが、すごく大人っぽい雰囲気だった。でも15歳。ドナルドは30歳。こちらは年齢より若く見える容貌だったので、見た目は「数歳離れている」ぐらいに見えた。でも15歳差。
出自が問題となり、ドナルド母からの嫁いびりにより心神喪失。危機感を覚えたドナルドが伯爵家から逃がす(当時レティシア8歳)
葬儀までして、死んだことにする徹底ぶり。嫁命。

ドナルドは、弟の暴走を止められなかった責任から、帝国上層部と掛け合って、横領の罪を被って死んだことにして、平民として嫁と暮らすことを認めさせる。「兄弟仲良くしないと末路はこうだぞと、双子皇太子への教訓にしろ」
これで弟が変わってくれたらいいなと思ってたけど、罪悪感とかカケラもなく豪遊しまくって金を食いつぶして、また借金とかして、おまけに甥っこは愛娘を過度に貶めていることを知って、さすがに激おこ。娘命。
弁護士先生を介して国に掛け合って、すべてを明るみにしようということになって準備して、今回こうなった。



◎レティシア
元伯爵令嬢。慈善活動として市井におりることも多かったので、働くことに対する忌避感なし。
母が生きていることは知っていたが、どこにいるかは知らなかった。子どもながら、祖母の思考が旧世代で止まっていることはわかっていたので、互いの精神安定のために別居も仕方がないと納得していた。
数年に一回ぐらいの割合で、待ち合わせてこっそり会う機会はあった。あとは手紙。
今回の逃亡先も「母親の知人」だと本気で思っていて、行ったら母に迎えられてビックリドッキリ。嬉しいサプライズ。
でも、死んだはずの父がいたのは想定外。驚きすぎて気絶した。

ダレルはいままで周囲にいなかったタイプの男。記事が報じられたあと、帝都新聞のひとから「記事を書いたひとは外部のライター、新聞社の人間じゃない。誘ったけど断られた」と聞いて、ますます気になるようになって、レティシアのこともすごく持ち上げて印象よく書いている美しい文章もダレルが書いたそのままを採用していると聞いて、切り抜いて持ってる。乙女。
ダレルには捨てろと言われているが、「だってこれ貴方からの恋文だもの」と言って大事にしている。
押しかけ女房よろしく迫ったものの、逆に追い詰められて尻込み中。
恋愛経験は皆無なので、恋に恋する乙女状態で、初めての相手がダレル。簡単に喰われそうだけど、色恋には純粋培養すぎるレティシアに振り回されているのはダレルのほうだったりする。



◎ダレル
普段は無精ひげを生やしたニヒルな男。じつは亡国の王族の生き残りとかなんとか。
8歳ぐらいのとき、祖国がクーデターにより王室が解体。帝国の配下にくだる。第三夫人だった母親が帝国出身だったので、そちらで暮らすようになった。
祖国は暴君による圧政で評判が悪かったので、身分は隠してたけど、特徴的な容姿から亡命者であることはバレバレで、結構やさぐれた。尖ったナイフ状態だったダレルに手を差し伸べてくれたのが、亡命者の保護団体の顧問弁護士をしていたバーター先生。命の恩人みたいなもんなので、先生からの依頼は基本断らない。
政府広報でもある帝都新聞に就職したものの、清廉潔白とはほど遠く、なにげに汚職とずぶずぶな関係であることがわかって、上司と喧嘩して辞めた過去あり。
ひねくれて悪ぶってるけど根っこには正義感が残っているツンデレ男子(32歳)
じゃじゃ馬だけど、色恋が絡むともじもじするレティシアが可愛すぎてツライ日々を送る。編集長からは「この犯罪者」と言われている。



◎身分差の意味
「一般人の記者と貴族のお嬢様」であり、「元とはいえ王子と没落した伯爵令嬢」という二重構造でした。

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以上です!
お粗末さまでした。

2件のコメント

  • お宝発見しました、ヤッター゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
    も一度、ゆっくり読み返します。
    ありがとうございます。
  • koronakoko26mayさま

    このたびは、レビューをお寄せいただきまして、本当にありがとうございました!
    埋もれている地味な今作を見つけてくださっただけでなく、なんて素敵なお言葉をいただいたものかと震えておりました。
    この裏話を少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。(*'▽')
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