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香鳴裕人
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2016年5月21日 15:19
返しの詩をくださると嬉しいです
さっき「muonation -香鳴裕人詩集-」を更新して、「兎の招待状」なる詩を投稿しましたが、これは返しの詩があることを想定して書いたものです。
どなたか、この罠に乗って、コラボと言うと大げさですが、返しの詩を書いていただけないでしょうか?
香鳴裕人
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5件のコメント
理柚
2016年5月29日 13:45
これを返しの詩といっていいのかどうなのか、正直、模倣ではないか、気持ちとしてはオマージュです、などいろいろ思いつつ、恥を忍んでえいやっと、投稿します。
結論としては、わたし自身の「言葉が足りない」ということです。
これからも香鳴さんの作品を楽しみにしております。
理柚
2016年5月29日 13:46
「喜んで」「御」の字消して「参加」に○付け「いたします」
書いてみたのはよいけれど
出すに出されぬ この返事
兎の澄んだ言選りを
真似て綯うのは罪深く
詩情に捕まるその前に
言葉は跳ねて逃げてゆく
湿ったクラッカー 手当たり次第引き抜いても
何にも飛んできやしない
散歩の途中で手を打って
十円玉さえ投げ入れぬのに
神様に願うことだけ一人前
暇なら たあんとありまして
明日の天気も祭りの後
パーティの準備もままならず
降ってきたキャンディで頬を切って
飴玉の名前を考えているうちに
舐めて溶かしてしまうよな
わたし、自身、言葉。
(はじめから泡みたいなそれら)
茉莉花の香りが満ちる
やわらかで哀しい毛色の兎は
静かに震えているようだ
ぬかるみの路 踏みしめて
ここまで生きてきたものの
あとは ただただ
生に沈んでいくばかり
きっと今宵もひとりきり
言葉に撃たれて 命拾いして
死ぬのはきっと夜のほう
「喜んで」「御」の字消して「参加」に○付け「いたします」
書いてみたのはよいけれど
出すに出されぬ この返事
もうパーティは終わるころ
極光色のキャンディは降りやまず
散らばる飴玉拾い集めて
途方にくれる 今宵は月夜
茉莉花の香りはいつまでも残る
綾糸の先を咥えた兎は
遠い 遠いところに居て
遠い 遠いどこかへゆく
真似て綯うのは罪深い
逃げる言葉を
跳んで追います では左様なら
香鳴裕人
2016年5月31日 22:24
>理柚さん
お返事が遅れてすみません。
とても嬉しいです。そして、素敵な作品だと思います。
なんと言いますか、罠を張った甲斐があったなと。
「飴玉の名前を考えているうちに
舐めて溶かしてしまうよな」
「死ぬのはきっと夜のほう」
個人的には、このあたりにどきっとしました。
もちろん、「「喜んで」「御」の字消して~~」という言い回しもチャーミングでいいと思います。
堪能させていただきました。
ありがとうございました!
理柚
2016年6月2日 22:31
香鳴さん、あたたかいお言葉、ありがとうございます。恐縮です。
いろいろ発見もあり、足りないものを知り、正直とても難しく、そして楽しい時間でした。
レビューにも書かせていただきましたが、香鳴さんの詩は、とても音楽的でいつも感じ入っています。瞬間的なものではなく、時間軸とともに変化していくボリューム感のある器楽曲、という印象です。(とても勝手な印象ですみません。)
また素敵な曲を聴かせてください。
では、このたびは本当にありがとうございました。
香鳴裕人
2016年7月3日 20:54
> マサ晴たん
“ゆーとさん”なんて呼んでくれる人は少ないというか。
最近どうしてるかなって思ってたよー。
返事遅くなってごめん。
詩を返してくれてありがとう!
楽しく読ませていただきました。
相変わらずお見事というか鋭いというか。
特に最後の泡沫の活かし方で一本取られた感じだなあ。
なんかこう、文章で交流できるって素敵なこと。
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