本編とかにも書ききれなかった設定とかもあるので小説を書くために作った資料をここに乗せておきます♡
ダンジョン第一層
《魅惑の園(Garden of Allure)》公式資料
■ 概要
名称:魅惑の園
位置づけ:ダンジョン第一層(侵入者選別層)
管理者(ボス):フェロモン
性質:精神干渉・魔力消耗エリア
魅惑の園は、侵入者が
「意志を保つか」「欲望に呑まれるか」
を選別するための第一関門である。
外見は花咲く楽園のように見えるが、
その本質は“静かに侵入者を削る監獄”である。
■ 環境特性
● 空気と香気
園全体には常に微細な香気が漂い、
花・果実・雨上がりの土を思わせる心地よい香りが広がる。
この香気は毒ではない。
しかし嗅いだ者の記憶や感情に干渉し、
「抗う必要がない」と錯覚させる作用を持つ。
意志が弱い者ほど警戒心を失い、自然と奥へ進んでしまう。
● 地形
・なだらかな丘陵
・花畑
・浅い沼地(通称:魅惑の沼)
・白い石造りの回廊
・柵や鍵のない“匂いの監獄”構造
侵入者は“迷っている自覚”を失い、
自ら進行する形で内部へ誘導される。
■ 主要ギミック
● 魅惑の沼
一見安全な湿地だが、
足を取られるほど精神は安定していくという逆転構造を持つ。
抵抗をやめた者は、そのまま静かに取り込まれる。
冒険者ギルドでは
「座り込んだまま動かなくなる者が出る危険地帯」
として報告されている。
● 匂いの監獄
鉄格子も鎖も存在しない拘束構造。
香気により“留まることを選ばせる”ことで成立する。
捕縛ではなく「納得による滞在」が本質である。
侵入者は自分が囚われているとは認識せず、
むしろ“ここに居たい”と感じる。
● パルサム(分身体)
フェロモンの香気から生じる擬似存在。
・複数体が同時に出現
・姿・声・雰囲気は微妙に異なる
・案内・誘導・警戒分散を担う
侵入者は“何に囲まれているのか分からない状態”に陥る。
■ ボス:フェロモン
魅惑の園の主。
直接的な戦闘よりも、
“理解させ、受け入れさせること”を重視する存在。
この層に到達する侵入者は稀であり、
到達者には個別に対応する場合もある。
基本方針は以下の通り:
・意志を失った者 → 園に留める
・魔力が乏しい者 → 無力化の上で排出
・強い意志を持つ者 → 繰り返し試す
抵抗する心の変化そのものを観察対象としている。
■ ダンジョン側の性質
魅惑の園は破壊のための罠ではなく、
侵入者をふるい分ける“選別装置”である。
・無謀な侵入を抑制する
・不要な殺戮を避ける
・必要な者のみ次層へ導く
クイーンはこう語る:
「この園は罰ではないわ。
世界のほうが、彼らに厳しすぎるだけ」
■ 物語的役割
・冒険者の精神を映す鏡
・ダンジョンが“生きている存在”である証明
・フェロモンという存在の思想の具現化
https://kakuyomu.jp/works/2912051598977386184/episodes/2912051598992228273