重力波を世界で初検出した科学者らがノーベル賞を受賞した翌日、思わずブルーバックスの『重力波とはなにか』を購入。
その本に共振型重力波検出器の説明が載っていたので、「そういえば!」と以前カクヨムで読んだ小説を思い出しました。
悪紫苑 様 『時空間エンタングル』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880367133 重力波観測が既に当たり前で、ホットな話題ではなくなっている近未来。
しかし、三ヶ月前に観測された異常重力波は、まだ発生源が特定されていない。
重力研究所の酒井は、隣の素粒子研と、なぜか量子テレポーテーションで共同研究することに。
彼から提案したらしいのだが、全く身に覚えがなくて……?
ノーベル賞で話題のLIGOは、レーザー干渉計型重力波望遠鏡ですが。
(Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatory)
この作品に登場するのは、「共振型」という違うタイプの重力波望遠鏡。
ブルーバックス読んだ後だと、酒井による装置の説明を理解できる!
展開知ってても面白くて、一気に最後まで再読してしまいました。
……今度、量子テレポーテーションの本も読もう(←まだ解ってない)。
めちゃくちゃ難しいけれど、めちゃくちゃ面白いので、SF好きな方にはオススメです。