何度も挑み、何度も打ち砕かれる、七戸と崇影。
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「治癒は終わっていますから、損傷としては問題無いはずですよ。」
目の前にしゃがんでいたセイロンさんが微笑んで言い、「ただ…」と続けた。
「心に傷を負った場合は治癒は出来ませんから、怪我をすることに対する恐怖やストレスを取り除くことは不可能です。恐怖のあまり戦えないようであれば、リタイアすることをオススメします。」
「リタイア……」
「道理だな。逃げ腰で戦闘に参加すりゃ動きが鈍る。恐怖心は判断を遅らせる。死に急ぐ奴に教えることなんざ何も無ぇ。」
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師匠陣の言葉に、七戸が出した答えは……