苦痛憎悪絶望渇望。
それら強すぎる負の感情は「呪い」となって具現化し、やがて人を襲うバケモノとなる。

呪いから生まれた「異常現象」を討伐する狩人の少年・羽村リョウジは、錆びていく街「縁条市」で呪いを背負った5人の少女と出会う。

映画館で見かけた上履き姿の怪獣オタク
道端を元気に駆け抜けるピンクパーカーの子供
人と人とを繋ぐ携帯電話に翻弄される狩人たち
雑踏に溺れ誰にも気付かれなくなった無色の幽霊
そして、人知れず夜の街を守護していた赤い瞳の少女戦士

5つの物語を俯瞰し、水色の蝶が縁条市に問う。

――――悲劇に満ちたこの世界は、「黒」か、「白」か。


斬-the no-side in our life-
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