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秋が来た

 札幌にも秋が来た。暑い暑い夏が終わり、早い日暮れ、満開のコスモス、(お高い)新米、と本当の秋が来た。
 この夏、暑さに疲れ創作意欲が減退し、絵は半端、文は書けず、趣味の料理もちゃらんぽらん。
 涼しくなったので、ぼうぼうの庭と格闘し、なんとか体裁を保ち、部屋の隅っこの埃を拭く。名残の夏野菜の天ぷらも揚げた。
 クーラーの下ではできなかった、書きっぱなしの小説たちを校正しよう。窓を開けて風や雨の音を聞きながら。
 
 

2件のコメント

  • パソコンの調子が悪く、ついつい怠け癖もあることから、阿賀沢さんの作品からご無沙汰していました。この項で、札幌の人だと分かり、懐かしく思っています。若い頃、私は漁業監視船のロシア語通訳をしており、港は釧路が拠点だったのですが、札幌には友人がいたので何度か遊びに行ったものです。「したっけ」と言う友人の言葉が頭をよぎります。
  • 読んでいただきありがとうございます。
    方言はどう転んでも優しいですね。
    どこで聞いても、どんな人から発せられても。
    根っこのところに染みついたの無垢の頃のことが滲み出るからでしょうか。
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