第11回角川つばさ文庫小説賞の応募作品になりますが、締切ギリギリに駆け込むことができました。
8月21日、職場で大規模のクラスターがおこり、その対応に追われ毎日13時間くらい職場にいた状態でした。
いつ休みになるかもわからず、正直完結できたのなら、それは奇跡だろうなと思っていました。
毎日陽性者が出ていて、それは現在も続いています。そんな中で、この作品を書くことは私にとって心の支えになりました。
そして、この作品はコロナのときだったからこそ生まれたものだと思います。
結果はわかりませんが、今とても走りきったな、という思いでいっぱいです。
ただ、唯一の無念は大規模のクラスターが起きた時に書き始めていた話から本文のルビをふることができなかったことです。
一つの区切りとして、結果が出たあと3月頃になるかもしれませんが、そのときにルビをふらせていただこうと思っています。
リアルの壁、クラスター対応は終わりが見えませんが、その中でこの作品を書き上げた私は私自身を甘やかしたいなと思います。