つい最近、私は友人に”托卵の旅々”を読んでもらいました。
その時友人から「世界観が分かりづらい」という指摘を受けました。改めて読み返してみると、たしかに序盤から世界観を明確に定めているような描写がなく、読む人に世界観が上手く伝わる構成になっていないことに気付きました。
そこで私は第四話「陰に潜む家族」の最初の方に、少し世界観の説明を書き加えておきました。
ちなみに”托卵の旅々”の世界観は「魔法と科学が共存している世界」。かつては科学と魔法が互いに手を取り合い文明を発展させてきたが、時が経つごとに魔法より科学のほうがさらなる発展を遂げ、魔法は次第に衰退していった。という世界観になっています。
”托卵の旅々”の世界は限りなく現代世界に近いです。幼稚園もありますし、現代に建っている建物も数多くあります。そしてたまに魔法についての話もあります。私はストーリーを重視しすぎて、事細かな世界観の説明をおろそかにしておりました。
改めて、私は上手に世界観を描けていなかったことを心より反省しています。
今後は話を進めていく中で、上手に世界観についての説明を描写できるよう精進する所存です。