長らく連載してきました『暁の月』ですが、本日で全編完結となります。
物語を思いついたのが、中学三年生の頃。二十年余りの時を超えて、形にすることができました。
どうして今なのかは、実は筆者本人にもわかりません。ただ、困るくらい書きたい衝動が止まらず、一気呵成に書いた記憶があります。(執筆自体は一昨年です。)
当時、難関の資格に挑戦し続けて、朧気に見えた限界に苦しんでいたので、一番古株の子達が、助けに来てくれたのかもしれません。
あまりに筆が乗り過ぎて、四六判900ページほどになってしまい、自費出版を諦めるべき分量になってしまったのは、ちょっとした誤算でしたが、温めに温めた子供達を無事送り出せて、安堵しています。
中学生の、姫君の護衛萌えから始まったこの物語が、読んでくださるあなたの心に、少しでも、様々な色の癒しをもたらせたなら、とても嬉しく思います。
<今後の予定>
①神道と平安時代まぜこぜ和風ファンタジー(短編)
②西欧中世後期歴史ファンタジー(短編or長編)
③モデル国ジャワ・ペルシア・スウェーデンの三つ巴ファンタジー(長編)
11月中に①を掲載できるよう、鋭意執筆中です。
12月から翌3月にかけて、資格の勉強をするため、更新は休止します。
②と③は、③が優先します。(というより、年表さえ完成すれば書けるはずなので、頑張りたい。主人公の視線がめっちゃ痛い…!)
もしかしたら、産みの苦しみに耐え兼ねて、②が先に出るかもしれません。その時は察してください…笑
話に矛盾が生じないよう、全編執筆を終えてから掲載するので、気長にお待ちいただけましたら幸いです。