はじめましてアルタイルです
桜の下の少女27話『妹のとある独白』の設定の公開とネタバレになります。
興味のない方、ネタバレが苦手な方は読み進めないことをお勧めします。
ちなみに多分知らなくても執筆当時の作者としては問題ないでしょという考えです。
なおストックはすでに無いので信用は出来ません。
まずTRPGのシナリオとして作った際、朝宮新という人物は居ませんでした。
存在はしていたのですがストーリーに絡んだとき朝宮綴を除く新の家族は綴が幼い頃に死亡しております。
朝宮綴はその後千町結花の母親に拾われ幼い三津原詩織と出会います。
三津原詩織と朝宮綴は親交を深めていきますが朝宮綴は深めるたびに思います。
「どうしてこの子は何もかもを持っていて笑顔で私に接するんだろう
私は家族も失ったのに親友というのなら同じものを失ってやっとなれるものなのではないか」と。
最初はただの嫉妬でしたが両親を失い、兄を失った綴にとっては生きるための大事な原動力でもありました。
綴は昔から嘘を付くのが得意というより本心を隠して別の想いを貼り付けるのが得意だったこともあり周囲にはその屈折した嫉妬心を隠し三津原詩織の『友人』を演じていました。
その間に綴は三津原詩織の両親、結花の母の命を奪い心を閉ざす三津原詩織を間近で見てきましたが自身も歳を重ね成長していくうちに自分のやったことについて後悔していました。
しかし自分のやったことを自身が否定しては罪悪感に耐えきれなかったこともあり彼女は自身の心に嘘をつき続けます。
そして最後は詩織にとっての『親友』を奪うため彼女に罪を告白しました。
彼女は内心では弱い自分では『断罪』できないから断罪してほしいと思っていたものの詩織が行ったのは『赦し』だったのです。
そして綴は裁かれなかった事に絶望し詩織の前から姿を消します。
彼女はその後詩織に裁かれる事を望み彼女の周囲で暗躍しようとしていましたが詩織が死亡してしまいます。
彼女は自身を裁いてくれる人を喪い絶望の果てに彼女は願いました。
『自分の大切な人が平和な日常を過ごす』世界を