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カクヨム対策31

なんか小説書くのが楽しくなってきた。次の連載作品は『卒塔婆業平』の続きで、シリーズとしては『マッチ一本歌事のもと』の一部になるんですけど、新たにショパンコンクールのような四年に一度開かれる歌人の新人賞が舞台の話、今、話題の高校四天王がバトルを繰り広げるという表のストーリーがあって、裏ストーリーとしては小野まちこの母・女王小野雅子の過去とどろどろ短歌人生を描く物語です。題名はいつも「スピンオフ」という言葉を忘れて、「外伝」というイメージて付けました。スピンオフは仲間の活躍を描いて、外伝になるとアウトロー的な悪役感が漂うかな、と思っています。

第一話は戯曲のようにして、実況中継の様子からコンテストを描く。最初の葛原けい子と柳棚国男とは漫才風に、和気あいあいと進んで、実際の会場の雰囲気、ただ小野さくらの鬼の短歌で状況は一変する(馬場あき子がモデル)。その前の俵田まちこは、もう字のごとく俵万智の口語短歌なんですけど、いかにも高校生の爽やかな感じのザワザワ感。そこから状況が一変する、様子です。

第二話は、女王小野雅子の過去と小野さくらの確執を描きながら、小野さくらの五首で赦しをテーマに描こうと思います(まだ書いてない)。母と娘は和解出来るのか?そんな所がテーマで『巨人の星』の星一徹と星飛雄馬のストーリーのような話を作って行きたいと思ってます。

もう一作の連載は、メタフィクションで行き詰まったので、メタフィクションにしないですっきりストーリーをまとめたいと、現代と過去が交互に語られるパラレルワールドにしようと(村上春樹方式?本人は『野生の棕櫚』のフォークナー方式だと思ってますが)。今第二話で沖縄戦を描いた(タイムスリップする)なので次は現代に戻って、沙羅のスー入院病院日記にしようかと思います。

とりあえず今日はそんなところです。

『ハベルのひめゆり』第三話「リボルバー・リリー」を公開。バベルをバブルと書きそうになる。

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