小説を読んでくださっているみなさま、いつもありがとうございます!
僕は、良い話はなかなか出てこないくせに、人コワはすぐに出てくるんですよね……。
性格に難アリか。と思われると思うんですけど、いや、否定はしないですけど、周りに人コワのモデルになる人がたくさんいるからだと思うんですよねぇ。
僕が悪いわけではない。ということで(≧∀≦)
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すぐに出てきた ↓
『赤い色』
妻と大喧嘩をした翌日。
夕飯は好物のハンバーグだった。
——なんだ、もう怒っていないのか……。
また言い争いになるのではないかと心配していたので、安堵の吐息を吐きながら、椅子に座る。
そしてハンバーグが乗った皿を見ると——赤い液体がたまっていた。
ハンバーグはレアというか、ほぼ生だ。表面は焼けて灰褐色になっているが、割れ目は真っ赤で、血が流れ出ている。
この状態で食べると、腹が痛くなるだけでは済まないだろう。妻は料理上手なので、それくらいのことは分かっているはずだ。
「早く食べなさいよ」
妻が勢いよく皿を押すと、俺のシャツも赤い色に染まった。
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苦労した ↓
『好きな色』
彼女と一緒に文房具店へ入った。
授業中に使うボールペンが欲しいだけなのに、やたらと種類が多くて悩む。
——これでいいか。
水色のペンを手に取ると、横にいる彼女も同じ色のペンを持った。
——可愛い色が好きなはずなのに……。
「ピンクもあるよ」
俺が言うと、彼女はなぜか頬を膨らませる。
「大翔くんと同じ色がいいの」
恋愛系を書くと、命を削られている気がします。疲労が……(ー ー;)