青亀

ごらんいただきありがとうございます！
今回は幕間に登場したチカシです。
読んでくださった方はわかったと思いますが、笠地蔵のお話になっています。そこにこの魔法世界の要素を加えたものになります。
次話はこの裏側のお話です。
ネタバレを含むことがあるのでご注意ください。

プロフィール

一歳 周 （ひととせ ちかし）

年齢 - 34歳 / 性別 - 男 / 身長 - 169cm

粋奥ノ国の住人。
妻はハツコ。
木炭をつくり町に売りに行くのを仕事にしている。

ある年の雪深い大晦日、町に木炭を売りに行った。
そのとき地蔵に笠をかぶせてやり、地蔵の恩返しにより家が裕福になった。木炭もよく売れるようになって、『ひととせ印の木炭』は晴和王国では有名。※チナミ、玄内などがそれを使っている描写があります。

魔法は《木炭袋》。
チカシがつくった特別な木炭は、巾着袋に入れればカイロのような効果を持つ。
燃えずに温かさをキープでき、巾着の口を紐でしばれば熱が発するのを一時的に止めて、また紐を解いたら温かく使える。
持続時間は丸一日。
※作中では、これを笠売りと交換しました。


創暦一五七二年現在も生きていて、ハツコとは仲の良い老夫婦。
アキとエミとは友人。