『1990年の登校拒否 絶対零度と、UR級陽キャ兵器による教室奪還作戦 ─New Season!─』
の、第2話のネタバレを含みます。
第2話で、伊沢は親父に生まれて初めての反撃を行います。
この物語は1990年のお話です。平成2年。
まだ昭和の気分が全く抜けきっていなかった頃。
家庭内の親の地位は絶対。言うことを聞かない子には鉄拳制裁という文化がまだまだ普通にまかり通っていた時代でした。
正直申しますと、伊沢という少年は私そのもの。
この物語は実体験から描いた物語です。
ですので、親父からの鉄拳制裁の家庭内暴力は普通にありました。家庭によるとは思うのですが。
そんなに珍しい事はありませんでした。
なんなら教師からの暴力も普通でした。
作中で、伊沢は親父に勝ち、土下座させます。
実は私、今でもこれはやってよかったと思っています。
一番身近な、家庭という縦社会。
暴力でなんでも解決しようとする当時の親父に一矢報いた思いです。
ですが割と早い時期、16歳、あるいは17歳か、
やった事に後悔はありませんが、流石に親父への申し訳なかったという気持ちも芽生えました。
親父は暴力こそ振るうものの、子への愛情はあったと思いましたから。
ただ、親父は戦中生まれのゴリゴリの古い人間でした。父はもう残念ながら亡くなりましたが、父は最後まで、僕のことを、僕がやったことを理解していなかったかもしれません。
それが古い世代との壁と申しますか、不可能とは言いませんが越えられない壁があるのだなと感じます。
近年はそんな風潮も薄まってきました。良いことです。
私は、状況的に親父を乗り越えるしかありませんでした。
ですが今、親の壁で悩んでいる若い方々、または今も悩んでいる方々、理不尽には理不尽で抵抗するのは、
今でもアリだと思います。
それでも思い返すと、私の親父、または母、
分かり合う事は出来なかったかもしれませんが、親なりに愛情を注いでもらっていたんだなと、大人になったあとならつくづく思います。
あくまで私の場合です。そうじゃない家庭もきっとあると思いますから......
親に悩んでいる方々への、1つの解決方法のヒントとなればいいなと、このエピソードを書いていて思った次第です。
改めまして
『1990年の登校拒否 絶対零度と、UR級陽キャ兵器による教室奪還作戦 ─New Season!─』
どうかよろしくお願い致します🙇