SFから異世界ファンタジーまで よりどりみどり 現在は 「異世界刀匠魔剣制作記」を中心にやっています
美大に通いつつ、ラノベ・シナリオ・文芸の精進中です。 温かい目で見守ってやってください( ◜▿◝ )
ラブコメ中心に書いてます。 シチュエーション斬りコンテストに応募した双子ラブコメ 『間違えて好きな人の双子の妹に告白したら付き合うことになりました』 が大賞受賞しました。応援いただいた読者の皆様、ありがとうございました。 しばらく休眠してましたが最近復活しました。 毎月何かしらの作品を毎日更新中です。 職業:シナリオライター→ゲームプランナー。エンタメ業界で生きてます。自分の作ったコンテンツでエンタメ業界の覇権を取ることを長期的な目標にして活動しています。まずは書籍化を目指しています。
小説書いてます 【メディア化作品】 •極点の炎魔術師(書籍化/コミカライズ) •中卒探索者の成り上がり英雄譚(書籍化/コミカライズ) •処刑される公爵令嬢は救いの王子の夢をみる(コミカライズ) •凡人転生の努力無双(書籍化/コミカライズ進行中)
春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。
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