天川

前述のスーパー企画が出揃いましたので、ここに再び目録を掲載したいと思います。
何処から読んでも楽しめますが、登場順に読むのが一番楽しいかもしれませぬ✨️



『日曜日のスーパー』　／　さっこ　さま
https://kakuyomu.jp/works/16818093077116367719
OLさんが日々にすり減り、気力を失い全てが億劫になる心理と、「おいしいもの」という根源的な歓を見事に表現した、スーパー計画の原点（？）
何方様にも等しく響く、情感と表現が秀逸。
……御本人が知らぬ間に企画化されていたことに驚くであろう


『金曜日のスーパー』　／　千織🕘山羊座文学さま
https://kakuyomu.jp/works/16818622171814574603
職場を舞台にした、みずみずしい恋愛未満？物語。
若い頃には色々あります、でも『事情があれば猶予されるんじゃ、被害者は割に合いません』の言葉が、自分にも刺さって来るのがなんとも、割に合わない世の中感を表していて……仄かな哀しさを誘います。お耽美✨️


『木曜日のスーパー』　／　天川
https://kakuyomu.jp/works/16818622171909968508
拙作。母娘丼モノ、両方美味しくいただかれてしまいます。
就学前の女の子を人質にシングルマザーを無理やり底辺業務に引きずり込むヴァイオレンス・サスペンス・ストーリー。貴方の周りにも、危険が忍び寄っているかもしれない────


『水曜日のスーパー』　／　スロ男さま
https://kakuyomu.jp/works/16818622171980383026
タバコが似合う男、スロ男さまの贈る、シガーストーリー（そんな言葉は無い）。
30過ぎて一人者という、今では珍しくもなくなった人物にフォーカスした、日常の一場面を鮮やかに切り取る、吹き抜けるような涼風の物語。ちょっとヤニ臭いけど✨️


『土曜日のスーパー』　／　祐里さま
https://kakuyomu.jp/works/16818622171952554450
日々の積もり積もった地層のような憤怒が割け、マグマを吹き出すかのように日常を壊していく……。決行前の心理、遂行中の心理、その後の心理と、それぞれに人間性がにじみ出る。彼に幸あれと願わずにはいられない。スーパーに似つかわしくない殺人鬼のお話。


『火曜日のスーパー』　／　あまるん　さまhttps://kakuyomu.jp/works/16818622171800845851
田舎に暮らす者には独特の悩みがある。長年地元で暮らすものには気付き難いがUターン組にはハードルが高い。主人公の彼はそのどちらとも軸足を異とする微妙な立ち位置。地方ならではのスーパー事情も垣間見える、そこはかとなくリアルな日常劇。


『マンデーの大型日用雑貨店』　／　ぽんぽん丸さま
https://kakuyomu.jp/works/16818622172047993650
満を持して登場。カクヨムのリーサルウェポンがついに動いた……！
伏龍・ぽんぽん丸御大、スーパー企画に参戦！
なんか……これだけタイトルが違うのが気になるが、それは読めば分かるというもの。
三話構成という、やや大型スーパーのような某イ◯ンのような造りであるが、その内容は充実にして痛快。ジェットコースターのような奔流に身を任せ最後まで物語を駆け抜けたなら、そこには爽快な読後感が待っているであろう。


あなたのスーパーは、どのスーパーでしょうか？✨️