こんにちは。雨地草太郎です。
今月も一ヶ月の振り返りをやっていこうと思います。
☆私生活
猛暑を覚悟していたら思ったより涼しい日が多かった印象。というか、昼間暑くて夜涼しいという夏らしい気候が続いていた感じ(私の地元では)。暑い日も例年に比べると風があって過ごしやすかったように思います。観光地で働いているのでお盆は忙しくなるのですが、今年はお客さんが少なかったかも。地震に豪雨もありましたし、それどころじゃないよなとニュースを見ながら思いました。
大規模な停電が一回ありました。消防団の夜警の日は雷雨がものすごくて、原付しか移動手段がなかったため死を覚悟しながら詰め所まで行きました。で、帰ってきたら落雷で停電していたという。真っ暗な夜は久しぶりでした。
☆創作活動
今月はオーバーラップ文庫大賞の一次選考が発表されました。無事に通過。オーバーラップは一次発表の段階で当落に関係なく評価シートがもらえるのですが、一次落ちした去年より圧倒的にスコアがよくなっていました。二次も期待。
カクヨムではカドコミ漫画原作コンテストの応募作「サムライ×ロザリオ」を公開しました。脚本形式かつ5話までというコンテストの規則に沿って書きました。数年前から時代ファンタジーにも積極的に挑戦しているのですが、こういうネタは漫画の方が活かしやすいかなと思って小説にはしませんでした。
☆趣味
・プロ野球
ベイスターズは一進一退の状況。このままだとタイガースが優勝しそうですが、どこまで食らいつけるか。
・実況パワフルプロ野球2026
先月に引き続き栄冠ナインをやっていたのですが、徐々に理不尽な要素が気になってきてプレイ頻度は下がり気味に。不具合を見つけたのでコナミに報告したら次のアプデで修正しますと丁寧なお返事をいただきました。まだまだ不具合はたくさんあるけど頑張ってほしい。
・高校野球
甲子園大会がありましたね。長野県代表、松商学園は初戦敗退でした。途中まで2年連続完封負けが見えていましたが最後に反撃を見せてくれたのはよかった。とはいえ県勢は5年連続初戦敗退という厳しい状況に。壁を破ってくれる高校は現れるのか。
☆討鬼伝
たまにやりたくなって始めるともう止まらない。これはそういうゲームなのです。何十回目かわからないマイブームが来てまたしてもやりこんでいました。やっぱり自分にとっての狩りゲーはモンハンじゃなくて討鬼伝なんだな。
☆印象深かった本
『女が死んでいる』(貫井徳郎/角川文庫)
ミステリ短編集。トリックよりツイストが重視された短編が並んだ。社会派要素の強めな作品も。そういう意味で作者の多芸ぶりを味わえる一冊に仕上がっている。最後の「レッツゴー」が明るく終わる話で読後感がいいのもポイント。若者の描写がちょっと古風(婉曲な表現)な気もするけど。
『八月の御所グラウンド』(万城目学/文春文庫)
直木賞受賞作。タイトル的に今月読むしかないでしょと思って読んだ。この世にいないはずの人と野球をする。シンプルながら巧みな人間描写によって印象深い作品になっている。野球を知っているとよりお得。巻頭の短編「十二月の都大路上下ル」も駅伝とある要素を組み合わせた味わい深い作品。どちらの作品も、ありえない要素を混ぜているのに登場人物たちが自然体に生きているので勝手に想像が膨らむ。懐の深い小説だと思う。
『少女ミステリー倶楽部』(ミステリー文学資料館/光文社文庫)
主に昭和の名作を中心とした、少女をテーマにしたミステリ短編のアンソロジー。既読は連城三紀彦「少女」のみ。角田喜久雄「笛吹けば人が死ぬ」は評判通りの傑作。有馬頼義「白い道の少女」もよかった。しかしこれ、後味の悪い笹沢左保「六本木心中」で締めてあるのが憎たらしいというかなんというか。良作揃いなのは確かなので、あとはそれぞれの短編が個人の好みに合うか合わないかだけ。自分としてはいい読書だった。
『黒いカーテン』(ウィリアム・アイリッシュ/宇野利泰訳/創元推理文庫)
ウィリアム・アイリッシュがコーネル・ウールリッチ名義で出した短めの長編。アイリッシュの名前になっているのは文庫の著者名を統一したいからかな? 記憶喪失の男が記憶を取り戻すところから始まるというのが面白い。我に返るも頭の中には空白の期間が。そこから謎の男が現れたり、記憶喪失のあいだに何かやってしまったらしいという焦りが主人公を苛む。サスペンスの名手の妙技をたっぷり味わった。短いので手に取りやすいのも重要ポイント。
漫画原作脚本に追われていた一ヶ月でした。自分がちゃんと納得できるまでは公開しないと決めていたので、5話まで書き上がってからもしばらく本文を磨くのに時間をかけました。小説家志望だけど漫画脚本にも興味があるので受賞してほしい気持ち。そこで気づいたんですが、私は「小説を書く」ことより「物語を書く」ことの方を大切に思っているのかもしれない。ここにきて新たな気づき。まだまだ自己の模索は続いていきそうです。
ところで今日、8月31日は私が人生で初めて小説新人賞に応募した日です。まだウェブ応募もなかった頃なので印刷した原稿を封筒に詰めて郵便局に持っていきました。希望に胸をときめかせていた19歳も、いつの間にか35歳のしなびた人間に。いつ終わるとも知れぬ旅ですが、ここで諦めたらこれまでの時間を全否定することになってしまうのでしぶとく続けます。
それではまた来月。