今週から、今作は最終章に入りました。やっとここまで来たかと、感慨もひとしおです。休止期間を取って、読者の方をお待たせしてしまいましたし。
半月ほどの休止期間を取った理由としては「最終話の謎を考えるため」としていましたが、さらに具体的に言うなら「ミステリー要素をどうにか盛り込もうとしたため」です。
現時点までの四話をお読みになった方はお気づきになったかもしれませんが、話の主軸が「VS神庭みたき」に移っており、ミステリーの「み」の字もありません。
一応ミステリー物を謳っているので、最終話にミステリー要素がないのはどうかと思い、この二週間ほどの間書き溜めを増やしながらも、どうにかして謎や暗号を考えていました。
ですが、思いつきませんでした……。
もっと時間を掛ければ何かしらが生まれる可能性はありますが、一ヶ月かかるのか、それ以上かかるのか分からないといった状況です。
そうなるよりは、さっさと続きを更新した方がいいと考え、更新再開しました。
そのため、四話にはミステリーらしい暗号や謎がありません。あったとしても、サスペンス方面の謎となります。
たとえるなら、劇場版名探偵コナンで事件の謎解きをした後、クライマックスシーンで大立ち回りをしたり、建築物が爆破されたりするパートに入った感じです。
では休止期間は全くの無為だったのかというとそうではなく、風呂敷をたたむ作業に余裕を持って臨めました。
まだラストまで完成しているわけではないので、今後も執筆作業を頑張っていきたいと思います。