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自主企画終了&乾石智子さんのファンタジーが好きという話

自主企画https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054921792969にご参加いただいてありがとうございました。
条件厳しめにしたのでどれくらい集まるだろう……と思っていたのですが、沢山ご参加いただけたようで何よりです。少しずつ読ませて頂こうと思います。

ところで、読むのと執筆するのを同時進行って意外と難しいですよね。どうしてもどちらかに偏ってしまう。他にも仕事とか家事とかやることがたくさんあればなおさら。どちらも楽しいことこの上ないので贅沢な悩みかもしれないのですが。


昨年から乾石智子さんのファンタジー小説が大好きでどっぷりハマっています。
私は偶然本屋で見つけた「滅びの鐘」から入って「夜の写本師」、「オーリエラントの魔導師たち」シリーズにずるずる引きずり込まれていった口なのですが、世界観といい、よく分からないけどなんか凄い諸々の描写といい緻密な文章といい、もう本当に好みにドンピシャです。

何を食べて何を読んだらあれ程までに地に足着いた生きた世界が作れるのだろう。本当に憧れます。好き。

今は「滅びの鐘」を再読していて、これがまた血生臭い民族差別がテーマなのですが、架空の魔法の世界がまるでその場で見てきたかのように緻密に鮮やかに描かれていて、壮大な叙事詩を読んでいるようなのです。

乾石智子さんの文体は硬派で少々くどくて濃厚なのが好みは分かれそうなところなのですが、好きな人は絶対に酔いしれるはず。私は大好き。

11月にオーリエラントシリーズの新刊が出るそうなので、今からもうワクワクです。今度はどんな話なのかな? 楽しみです。

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