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クルクマ編

 最悪の魔女スズラン2、ナスベリ編とスズラン編に続いてクルクマ編も改稿が終わりました。今回はストーリーに大幅な変更が無いため差し替えという形にしてあります。ただ、文字数が多すぎるかなと思ったエピソードは分割しておきました。終章だけ区切りやすいポイントが見つからなくて5000字近くありますが。

 主な変更は一人称で書いていたものを三人称に直した点です。このシリーズ、一人称で書いていいのはスズランだけというルールを決めてあったのですが、旧ナスベリ編の時に間違えてしまい、続くスズラン編も一人称だったので2は全体を通してこれでいいかなと思ったのです。でもやっぱり直したかったのでこうなりました。
 他には、新ナスベリ編、新スズラン編での改変に合わせた修正や加筆が多少ある程度です。ストーリーそのものは本当に以前と同じなので、すでにお読みいただいた方はスルーしても大丈夫です。一ヵ所だけ大きく変わった部分もありますが。七章の出だしでクルクマが一旦自宅に帰った場面がそうなので、気になる方はその部分だけどうぞ。

 旧版を読んでいない方向けに補足しておくと、旧版ではロウバイのホムンクルス体をクルクマの自宅で成長させており、ロウバイは水槽に入ったまましばらくクルクマと同居。留守中に侵入してきた賊を倒したり、暇を持て余して大量の編み物を作ったりという場面でした。新スズラン編でロウバイの復活がああいう形になったため、クルクマ編もここだけは変更を余儀無くされたわけです。

 続くロウバイ編にも同様の改稿を行う予定。ただ、ちょっと個人的に落ち込むことがあったので、少し休んで回復してきます。

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