フロムソフトウェアのゲームを、デモンズソウルから始まってエルデンリングまでクリアしている人が書いたものです。
滅びの美学を持つ宮崎社長の作り上げるあの世界観が好きでして、TPSゲームの視点でダクソ風の世界が書けたら楽しいなぁと思い書き出しました。
死に戻りの特性と剣の技量、そして広範囲の視界を確保できる以外の強みを持たない2名の旅を、ちまちま進めていきたい所存です。
■アルト
今は霧に呑まれて存在しない、太陽に嫌われた国『メルゴー』の民の血を引く青年。青灰色の髪と赤い瞳はその民の特徴であり、他所の国から忌避される存在。
但し彼はメルゴーの民が産まれた時から備えている祝福(他国では忌み呪い扱い)を持たずに産まれた為、産み落とされてすぐに人買いに売られ信仰と光の国『フロイデン』の孤児院に流れ着きました(追放1回目)。
その後も外見の都合で馴染む事も出来ず孤立していたのですが、そこで同い年の侍従を欲していたオスカーが誕生日祝いに彼を貰い受けます。
そこから彼と友人に等しい主従関係を送っていましたが、22歳の頃に不死の呪いが発現。古の伝承としてはフロイデンで祝福を受けた後に、神の国『ロンブラント』への巡礼に行く流れだったのですが――お前はふさわしくないといちゃもんを付けられた末に、無理矢理ソールを搾り取られて亡者化。
メルゴーの血を引いている奴だから往く前から失敗したのだと偽られ、始まりの巡礼の地『涯の牢獄』に投獄されました。(追放2回目)
3年後、何故か『私』が彼の身体に入り込み、祖国の所業にブチ切れたオスカーがやって来て本編スタートです。
一応追放ものです。何なら迫害も受けた後です。間違ってはいない。
ソールを奪われた事で亡者化&弱体化しており、本来は筋技40信仰20くらいの熟練の上質信仰戦士になります。