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短編は屑籠へ投げられるのか

 短編というのはユートピアにとって重要だ。あまり長くなるとよくない。商業主義にとっては長いほうがいいのだろう。だが、それだけ作家は堕落する。資本主義的軽文学の氾濫はその象徴だ。

 たたかうために短編は重要である。意志は凝縮される必要がある。一枚のポスター、大衆の波を貫く歌、それは冗長を許さない!
 ここに掲載するものは乾ききった搾りかすである。それは部屋の隅に堆積した糸玉(グレーと朱の混紡)である。だが、凝縮、要素の結合、その強力な結びつきは底の見えない濁流のなかで輝けると信じている。

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