こんにちは。
『異世界バーバー』を執筆しています、阿波根です。
今回、ついにガレオスとエリシアの結婚式を書きました。
天羽絹を探しに行ったり、ドレスを仕立てたり、髪型を考えたり……。
ここまでいろいろありましたが、ようやく二人を祭壇まで連れてくることができました。
私は、結婚式の雰囲気が好きです。
もちろん主役は新郎新婦なんですが、その時ばかりは、そこにいるみんなが同じ方向を向いて、二人の幸せを願っている。
あの空気が、なんだか好きなんですよね。
今回の話を書きながら、昔のことを思い出しました。
お金に余裕のなかった後輩のために、レストランを貸し切って、みんなで手作りの結婚式をしたことがあります。
豪華な式場ではなかったし、できることをみんなで持ち寄って作った結婚式でした。
でも、だからこそ今でも覚えています。
「二人に喜んでもらいたい」
その気持ちだけでみんなが動いて、笑って、最後には一緒になって二人を祝福する。
今回のガレオスとエリシアの結婚式を書いているうちに、あの時の気持ちが少し蘇ってきました。
エリシアのドレスを仕立てたドーラたち。
髪やメイクを整えた鏡子。
ガレオスを最高の姿に仕上げた亮一。
そして、自分にも何かできることはないかと一生懸命だったウィル。
形は違いますが、みんなが少しずつ力を持ち寄って、二人のために結婚式を作っていく。
そんな話にできたらいいなと思いながら書きました。
そして今回、もう一つ大切にしたかったのがエリシア自身の気持ちです。
ずっと自分はガレオスには釣り合わないと思っていた彼女が、たくさんの人の祝福を自分の目で見て、
「――私、ここにいていいんだ。」
と思える。
今回の話で、一番書きたかったところかもしれません。
最近はいろいろな物の値段も上がって、結婚式を挙げること自体、以前より簡単ではなくなっているのかもしれません。
もちろん、式を挙げるか挙げないかは、それぞれの二人が決めることです。
それでも個人的には、形を変えながらでも、大切な二人の門出を、みんなで祝福する「結婚式」という文化はなくならないでほしいなと思っています。
せっかくなので、ガレオスとエリシアの晴れ姿も作ってみました💐
ガレオスは、クラシカル・サイドパート・フェードでビシッと。
エリシアは、天羽絹のウェディングドレスで。
二人とも、ずいぶん遠くまで来たなぁ……。
そして結婚式を見届けた王都の人々にも、どうやらいろいろと思うところがあったようで……。
そのあたりは、また次のお話で😄
引き続き『異世界バーバー』をよろしくお願いします!✂️💈