小説を書いていて、登場人物の名前を考えるのは、個人的に楽しいことのひとつです。
ですが私はそれを考え始めると、漢字であれ片仮名であれ平仮名であれ、その人物の役割を遠回しに表現したものにしようとしたり、必ず意味を持たせようとするあまり、物凄く時間がかかってしまい、一人の名前に一時間近くかかってしまうこともザラです。
そうなると本文がなかなか進まず、しかもそれだけ時間をかけたにもかかわらず、結局迂遠過ぎて意味が分からない名前になることもしばしば。
その為、現在掲載している「その指が温まるまで。」の人物名は、なんとなく思いついたもの、加えて当人の人種や性別においておかしくなさそうなもの、という感覚で名付けました。
しかしそれ以外は本当になにも深く考えていなかったので、よりによってメイン二人の字面が物凄く似通ってしまうという、読者側に負担をかけるものになってしまいました。
途中で変えようかと悩んだのですが、ネタ出しの時点で仮につけていたそれが私の中で定着してしまい、結局そのままに。
今作で一番やらかしたところだなと、反省しています。
こちらの作品は既に最後まで書き終えているので、現在はまた別の作品に手を付けているのですが、そちらは元々、掲載作より前に書き始めたものの、途中で詰まって止まっていたもので、しかし現在は問題なく書き進められているので、納得できる形に仕上げられたら、いずれこちらにも載せたいと思っています。
ただこの作品は、久しぶりに長編を書くけど、考え過ぎると始まらないから、なにも考えずに書き始めよう、で始めたものであり、名前も考えることを放棄し、登場人物全員の名前が数字から来ています。
主人公の名前はイチです。もうね、どれだけ名付けが不得手なのかっていう。
いつか載せることができたら、ああこれかって、笑ってやってください。
タイトルをつけるのも本当に不得手で、世の物書き諸氏はどうやって考えているのかなぁとしばしば思います。
今回はブレインストーミングでどうにか決まりましたが、果たして作品が伝わる内容になっているのか。なっていると思いたいんですけどね。
ということで、名付けってムズいという話でした。