色んな人に「引き出し屋に追われているニートですがギャルに好かれています。」を読んでもらったところ、「主人公に入りにくいので読みにくい」という声が多く。「引きこもり」×「殺人犯にガチ恋」っていう要素が、私が思ってる以上にかなり入りにくいみたいです。主人公の欲望も、要するに死への欲動だからちょっと共感しにくいし……。ということで、「SAVE THE CAT」という教本を読んで、譲れないところ以外をだいぶ変えてみました。
〇読者を真由香に感情移入させるため藤田を超凶悪人物にする(藤田は気に入っていたキャラだったのですが、きっと作者の愛を注ぎすぎなんだろうなと思い……)
〇「金の羊毛」のテンプレに収める
〇悪役とバッティングするシーンを増やした
〇真由香の沙織に対するリアクションが少なかったので増やした
〇なにげにテーマが「あなたは生きていてもいい」「人は理解できなくてもいい」の二つあってごちゃごちゃしてたので前者一つに統一した
そしたら、なんか一気に違うタッチの小説になってしまったな……。(笑)どうでしょうか。コメントなどいただけるとありがたいです。