「みなさまごきげんよう。
プラチナ・フォン・ブレイズバーグです」
「サイファ・リィン・イグニシアだ」
「あら、ソファどん殿下、ごきげんよう」
「やあ、プラチナ嬢。
初っ端からパワーワードをありがとう」
「今日はゼノンさまとご一緒ではないのですか?」
「まあ、そんないつも一緒というわけでもないさ。
なんだ? 会いたかったのか?」
「いえ、そういうことではなく。
ツッコミ入れてくれる方いなくて、大丈夫なのかと」
「君の中での私のイメージは今ので大体分かったよ」
「本日は王太子殿下をお迎えして、
お送りしたいと思います」
***
「このお話は基本、
お茶飲んでるかダンス踊ってるかなんですが——」
「おや?
今回は年齢設定の話じゃなかったのかい?」
「あらそうでしたかしら?
ではとりあえず、殿下の年齢設定は失敗した、と
仰ってましたよ。お父さまのせいで」
「セレスの?」
「ええ。宰相閣下との因縁のために
王太子殿下と絡ませてしまったがため、必然的に
殿下の年齢設定あがってしまったらしいですわ。
本当は22,3歳くらいの予定でしたが
それじゃ過去に絡めないじゃないか……
という理由だそうです」
「なるほど、、計画性がないのも考えものだな」
「今の感覚なら26歳独身王太子でも
そう違和感なく受け止められますが
中世ヨーロッパ界隈では
かなりの大炎上案件だったらしいですよ?
そんな年まで婚約者すらいないなんて
変な性癖持ってんじゃないか、とか
絶対どっかおかしい欠陥王太子、とか
女癖悪くて◯◯◯◯なんじゃないか、とか
それはもう非難轟々だったそうです。
それこそ、廃嫡騒ぎにまで発展するとかしないとか」
「なんだろう……自分のことじやないはずなのに
とても心が抉られるな」
「そういえば今回の婚約者候補
みなさんお若いですよね。
エターニアさまは15歳ですし……」
「……どうしてそんな目で見るのかな?
候補者を選んだのは私ではなく大臣たちだからな?」
「そういえば、
お父さまにソファどんしてましたよね?」
「あれば作者の悪ノリだ」
「ゼノンさまいじめるのも、お好きですしね」
「いじめているのではない。
コミュニケーションの一環だ!」
「へーそうなんですねー(棒読)」
「王族ですし、見目もよろしいので、
女性におモテになるのではないですか?」
「まあ、そこは否定しない」
「……………………」
「だから……そんな目で見ないでくれるかな?」
「あら?
そろろそろお別れのお時間となりましたわ」
「このまま放置か……,
さすがはセレスの娘、なかなかやるな」
「次回は、
作中で出てくるダンスシーンの
勝手な脳内イメージ曲について
お話ししたいと思います」
***
それではみなさまごきげんよう。
Part7でお会いできるのを
楽しみにしております。