最近、エッセイをたくさんの方に読んでいただけて、レビューや星まで頂いて、たいへん嬉しく思っています。
なんと、ジャンル別の週間ランキングで17位に浮上しておりました!
皆様本当にありがとうございます。
...が、なんだか小説との差が開きすぎてきたので、それはそれでショックでもあります...。
なので、ここで少し、自作の小説をいくつか紹介してみたいと思います。
一応、おすすめ順?で。
■梅雨明けの、空の下。
文化祭を舞台とした、恋愛要素を含むお話です。
高校一年生の主人公(男子)が、同じクラスの女の子の恋愛を後押ししようとしながら、自身を見つめ直していくというストーリーです。
読んでくださった方の多くが「ジュブナイル小説」だとおっしゃってくださったので、多分ジュブナイル小説です。
あまり癖も強くなく、万人受けする題材でもあると思うので、
私の書いたものの中では読みやすい方なのではないかなと思います。
■こわれものたち(短編集)
AI技術の進んだ近未来が舞台の短編集です。
基本的には一話完結ですが、
少しずつお話がつながっている連作短編の形をとっています。
どれも、人工知能の搭載されたロボットたちが遭遇したり引き起こしたりする出来事を中心に描いています。
ありがちなストーリーになってしまっていることは否めないのですが、
その中での感情の動き方や世界観を楽しめればいいかなと思っています。
1作だけでも、空いた時間でさくっとお読みいただけます。
■未知の味
かなり前に書いたものです。
アメリカ文学を学ぶ女子大生が、新任の非常勤講師に惹かれていきつつ、
常に新鮮な味を求める自分を省みていくというストーリーになっています。
恋愛に関しては、かなり皮肉っぽくなってしまっているので、
甘い恋愛を読みたい方には向かないかも知れません。
ものすごくライトにミステリ要素を含んでいます。
アメリカ文学作品がちょこちょこ登場するので(本当にちょこっとですが)、
米文学がお好きな方は多少楽しめるかも...と淡い期待をしております...。
■ようこそ、地獄の台所へ
食人鬼に妹を殺されたタクシーの運転手が、
裏の仕事で何度か手を組んだ殺し屋とともに復讐に出かけるというストーリーです。
今上げている作品の中では、連載中の『真っ赤なバラをエミリーに』と並んで、最も気に入っている作品です。
ですが、題材的にはミステリ要素がありそうなのにそれが皆無であることや(書き手のミスです)、
エグイ描写が多い点などから、あまりおすすめはできないかなと思います。
キャラクターや会話をメインとした、ノワールっぽい作品のつもりです。
もし、お時間がありましたら、ご一読いただけると、とても嬉しいです。