私をフォローしてくださっている風間栞様から下記のようなお悩みのご相談が寄せられました。
お久しぶりです!風間栞です。ここ最近書こうとしても書く気が出ずに、だらだらアニメを観てました…どうしたら書けるのでしょうか…?一作も書いてないんですよ(´;ω;`)
アドバイスとか欲しいです(時間があったらで大丈夫です)…
長文失礼します。これからも頑張ってください!!
「書く気が出ない」、「どうしたら書けるのか」。カクヨムユーザーの中にはこうしたことが枷となって書き始められない、という方も少なくないのかもしれませんね......。
「書く気が出ない」という方にまずお尋ねしたいのは、「書きたいという意欲はありますか?」ということです。
なぜなら、人間は「何かを決断し、行動するまでに要する時間に個人差がある」生き物だからです。
分かりやすく言い直すと、「人によって必要なマナコストは違う」ということです。
例えば、遊☆戯☆王カードを例に上げると、「クリボー」はマナコストが「1」bなので、すぐ場に出せます。
しかし、有名どころである「ブラック・マジシャン」や「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」はマナコストが多い(ブラック・マジシャン:7、青眼の白龍:8)ので、ちょっとやそっとでは場に出せないんです。
つまり、「書く意欲があって、すぐ書ける」という人は、必要なマナコストの少ないクリボータイプ。
一方、「書く意欲があっても、書く気が起こらない」という人は、必要なマナコストが多いブラック・マジシャンや青眼の白龍タイプと言えるでしょう。
ちなみに、遊☆戯☆王カードでは、高マナコストのカードを活躍させるために、低マナコストのカードなどで、ある程度の流れを作っておく必要があります。
実は、物を書く上でも、ある程度の流れを作っておくことは大切なんです。
どうしてかと言うと、ある程度の流れを作っておけば、「どうしたら書けるのか?」という悩みを減らせるかもしれないからです。
物を書く上でまずしておきたいことは、題材・ネタを集めておくことです。
これは、フィクション・ノンフィクションを問わず、必ずやっておきたいと言えます。
なぜなら、題材やネタを集めておけば、そこからアイディアを導き出しやすくなるからです。
また、小説を書くのであれば、最低限の設定やプロットを作っておくことも重要です。
どうしてかと言うと、最低限であっても設定は物語の輪郭を構成し、最低限でもプロットは里程標(マイルストーン)となるからです。
物語に輪郭があれば、そこをなぞったり、色を付けたりできますし、プロットがあれば、少なくともどのような話の展開に持って行くか、というようなことを考えられますよね。
つまり、「どうしたら書けるのか?」という問題は、「設定やプロットの立て方」で解ける可能性があると言えるでしょう。
そうは言っても、「『設定やプロットの立て方』って、どうすれば良いのか分からない」という方もいるかもしれませんよね。
もし、そうした方がこの近況ノートをご覧になっているのであれば、コメントをお寄せください。
反響次第になるとは思いますが、必要としていただけるのであれば、「赤音崎爽の創作論」的な連載を始めるかもしれません(とは言え、全くの我流のため、どこまで皆様のお役に立てるか分かりませんが......)。
何だか長くなってしまいましたが、以上をもちまして、私からのアドバイスと致します。