『霊魂管理局 地縛霊回収課』が完結しました。
ここまでお読みいただきありがとうございます。こんなに長くなる予定ではなかったので不安でしたが、なんとか完結させることができました。
「こんな夢を見た。」(夏目漱石『夢十夜』より)というきっかけで始まったこの作品。夢の中では蓮と沙斗琉の原型になるキャラが、ただ二人で地縛霊を回収するだけという地味な絵面でした。蓮の扉が金庫風なのは、夢の中でそうだったからです。
蓮のビジュアルは目が覚めてからも明確に覚えていて、落書きが残っていました(その後、大掃除中に紛失しました)。沙斗琉は長身でロングコートを着ていたことだけ覚えていて、髪の色とか全く覚えていませんでした。実際に物語にするにあたり、「蓮が真っ黒だから明るい色にしよう」と金髪になりました。
もともとはもっとバトル寄りで考えていて、ひなはライバルポジションで考えていたキャラでした。日常寄りに変更したとき、ひなを出さなくても成立するようになってしまいましたが、若い女の子がいなくて寂しかったので出しました。
3話までは読み切り作品のノリで書いていたのですが、書き足りない気持ちが強くなり続きを書くことにしました。その後、今の一章で10万字を目指しましたが全然足りず、オムニバス形式に変更しました。
最初から4章に分けるつもりでいたら、1章の構成は全然違ったと思います。
直したいところがないわけではないですが、彼らの旅は一旦ここで終わりです。改めまして、お読みいただきありがとうございました。
この物語が、あなたの心に少しでも彩りを添えられていたら幸いです。