第8回こむら川小説大賞に参加しました。
今回がファイナルとのことで、参加できてよかったぁ~~~となっています。
私は前回と今回で二回の参加でしたが、もっと早くに小説を書く気になって参加していれば……!! という気持ちです。
三人の闇の評議員さんからもらった講評がめちゃくちゃにありがたかったです。
他の人の作品を読んでツイッター(現X)で感想を言う雰囲気が作られているところも楽しかったです。
私が書いた感想に、作者の方が言及してくれるのがめちゃくちゃハッピーでした。
その上、私の書いた作品にも感想を書いてくれる方いらっしゃるというのも、嬉しかったです。
というわけで、参加した感想というか、なんというかです。
今回『ムゲンカガミ』という作品で参加しました。
お題が「無限」と聞いて、合わせ鏡を思いつき、ぱっと思いついたのが都市伝説ムゲンカガミです。
ホラーを書いたことはなかったので、ふえぇ~~・・・となったんですが、一度これというのが思いつくと、それ以外考えられなくなり、腹を決めました。
辻村深月の『きのうの影踏み』に収録されている「十円玉参り」を想起して、友達だと思っていた女の子から、ムゲンカガミで異世界に飛ばされたことに気付かずに右往左往するという状況を描こうと決めました。
人称の設定は結構あっさり決まりました。
冒頭と結末をうわさ話でサンドイッチしよう!
宥菜というキャラクターを無意識に嫌なことから目を背けたり、基本的に自分を軸に考えちゃうような子にしよう!
となると、地の文でツッコミ入れたり、あるいは宥菜がまるで気付かなかった目の前の相手の様子を描きたいな!
そんなつもりで三人称に気軽にしてみました。
みました……が!
普段日記をつけているので、一人称は比較的書きやすいのですが、三人称で書いた経験があまりなくて、不慣れな感じが出てないかな? とドキドキしてました。
講評をもらってみて、イヤ感がしっかり伝えられたのがとても嬉しかった!
ツイッターの感想でも、怖いと言ってくれる人や、宥菜の性格をしっかりくみ取ってくれる方、最高って言ってくださった方がいらして、「うおおおおおおおおお!!」とひとりで大歓喜してました!
指摘をもらったところは、とても的確でした。
前回もそうだけれど、「ほんとそれなぁ~!」となるところや「言われてみればそうだ!」となるところを指摘してもらえるので、ありがたさマックスでした。
俐生の説明不足については、投稿したあとに気になっていたところでもありました。
執筆しているときは、嫌な女子三人組のことよりかは、水たまりの合わせ鏡のことで頭がいっぱいになっていて、見落としになっていた気がします。
くぅ~~前回も説明不足を指摘されていたはずなのに、きちんとできていなかったのは悔しい!!
思うに、執筆中は脳みそが複雑怪奇になっているので、見直して修正する作業のときに、伏線というか説明についてきちんと整理した方がいいのかなと思いました。
キャラクターの行動原理についても、頭のなかよりも、紙に書いて整理するのがよさそうです。
小説を書く作業の行程が多少なりとも整理されれば、自分の塩梅が悪くない限りなんとかできるかも! と希望的観測をしています!
一歩前進できたかなと思うのが、改稿ができたところです。
前回の『火星の天体観測』のときは、受けた助言を理解できたものの、「はて、どう直そう」となってしまったのですが、今回は少なくとも改稿自体はできました。
うまく改稿できたかはまだ自分にはあまりわからないですが、今の私にできるレベルで改稿そのものができたのが、あぁ~~成長~~って感じです。
一歩成長したのもあって、自分へのご褒美に本を買いました!
ご褒美の本を買うのはとてもいいです。
ほんと、とてもいいのですが、自分の財布を顧みずに一万円分買うのはいけませんね。
でも、その、あと数千円で配送料無料ってあったら、どうせ買う本なら無料ラインまで買った方が得かなと思うじゃないですか。
前回も思っていたのですが、締め切りに間に合うとはまるで思っていませんでした。
絶対にどこかで躓いて、締め切りに間に合わずに、あちゃーって言ってそうだなって思ってたんですが、なぜか間に合いますね!
きちんと企画に参加すると小説が書けるのか……!! と前回、今回を通してこむら川に教えてもらったことでもあります。
こむら川ありがとう!!