• 異世界ファンタジー

一章終盤の展開や言い訳・反省点など ※一章のネタバレを大きく含みます



 2021/10/17日投稿の3本の展開ですが、ここは大いに悩み苦悩しました。

 作者としては人化はさせたくありませんでしたが、なろう系小説ということでやむなく人化させることにしました。

 怪我の功名ではありませんが、ここの展開によって、亜人の成り立ちなどの設定が閃いたので、悪いことばかりでありませんでした。

 初期設定ではウンディーネは存在せず、ゴブリンとコボルトを仲間にして、育てていって進化させる内容でしたが、これもなろう系小説ということで、早い段階で女性キャラを出すべくウンディーネに変更しました。

 アトラのメス設定はそのままでしたが、実はダークエルフの村に行く前に、アトラが主人公の魔力を利用して子供を大量に作るという流れもありましたが、お蔵入りになりました。

 そもそも初期段階ではダークエルフの村は存在せず、そのまま森を抜けて帰還の手がかりを探す旅に出ているはずでしたが、なろう系らしさを出すために、現在のような展開になったという訳です。

 キャラクターについてですが、よりにもよってよりにもよってなキャラクターになってしまったのはもはや事故でした。避けたつもりでも避けきれなかった事故です。

 アトラは蜘蛛から和装女になると、最近アニメ化していたキャラと被ってしまうので、服装を洋風に変えました。
 しかし喋り方でと服装で某亜神の2Pカラーっぽいキャラになってしまい、初期段階では黒蜘蛛でしたが、急遽赤蜘蛛に変更した訳です。
 喋り方に関しては、某亜神よりも某ドールのほうが元ネタになっています。
 それはそれで某ドールを混合したようなキャラになってしまっている訳で、気づく人には気づかれているネタだったかもしれません。

 アスラに関してですが、これは今も男キャラにするべきだったかと非常に悩んでいます。
 蛇ということで和装の女性キャラでしたが、男女のバランス的に和装の男キャラで、ややノリの軽いお兄さん的なキャラという案がありました。
 アルが真面目な性格なので、それに対する形です。しかしこれもなろう系作品らしさを出すために、苦渋の選択で女性キャラとなりました。
 ただ、進化ではなく変化(へんげ)なので、どちらの性別にもなれるという設定にしても面白いかもしれません。
 武器に関しては、一番最初に思いついたのが鉄扇でしたが、やはりこれも見た目含めて2Pカラーキャラっぽくなってしまうのでボツにして、初期設定では素手でしたが、昨日薙刀を持たせようと閃きました。
 言葉遣いも、一人称は私でしたが、一昨日くらいにわらわに変えたり、それに応じて喋り方も変えました。

 感想コメントでも指摘されていましたが、

 アトラ
 アル
 アスラ

 と名前が似通ってしまっているのも、完全な交通事故でした。
 この中でアルの名前だけ、もっと別なものにできたかなと思います。
 アトラとアスラに関しては……完全に偶然の産物でした。
 アトラは作中でもあったアトラク=ナクアという名前の愛称で、アスラもヴリトラの別名ということでアスラになった訳です。
 普段は名前の類似にはかなり気をつけているのですが、何故かここはそこまで気づけませんでしたので、書いている最中も特に違和感を覚えることなく作業をしていました。
 こういう自分では見落としていることを感想で言ってもらえると非常に助かりますので、どんな感想でも歓迎しています。

 30話以降辺りからの内容ですが、あの辺りから寝かせての見直し・調整ができていません。

 30話以前は書いて寝かせて何度も見直しをして、それなりに安定した内容にできたつもりです。まだまだ技量不足で上手く書けていませんが。

 大体あそこまで書くのに一ヶ月をかかりましたので、ストックが切れた今、次回更新までやや時間がかかるかもしれません。

 特に40話以降はほぼライブ感ある内容になってしまっているので、結構気になる部分があったかもしれません。

 毎日書いて投稿することも可能ではありますが、そうすると伏線などの散りばめに不都合が出てしまうので、なかなか難しいですね。
 最初書いてるときには思いつかず、数話書いたところであそこに伏線として仕込もうというパターンが結構多いのです。
 あとで追加しても、リアルタイムで見ている人にはそれが分かりませんし、そうなると内容が薄く感じてしまうかもしれないので、難しいですね。

 主人公キャラクターについてですが、普通のなよなよしたり、ありきたりすぎるキャラを避けて、やや尖ったキャラクターにしました。
 気が強く、やや上から目線だったり、尖った言葉遣いをしていたり、帰ることを最優先にしたり、その為には手段を択ばなかったりと……人によってはウザイとか嫌われるようなキャラクターかもしれません。

 なろう系でいくならそういうキャラにするべきだったのですが、流石にこの部分は譲れませんでした。
 量産型で見分けのつかないキャラになってしまうのを避けたくてああいうキャラになりましたが、やはりこの部分でも作者の力不足が露呈しています。

 二章では主人公は己を己の持つ力にふさわしくなるように鍛える内容でしたが、この辺りも少し変わってくるかもしれません。
 チート能力を振り回すタイプではなく、チート能力に振り回されるタイプの主人公を意識しているので、その辺りをもう少し上手く書けたらいいなと思います。
 その辺りの心の葛藤が、なかなか面白い展開なんじゃないかなと思いますが、なろう系では余計な部分かもしれませんね……。

 ということで色々と悩みに悩んだ内容でしたが、読者の皆様を楽しませることができたのであれば幸いです。
 本来は打ち切り予定でしたが、アルファポリスにおいてファンタジーランキング22位、ホットランキング10位まで駆け上がるという快挙でしたので、急遽続きのプロットを作り上げることになりました。

 しかし17日にワクチン接種二回目を行いますので、副反応次第では次回更新が大きく遅れるかもしれません。

 批評・感想・評価を頂けると元気づけられますので、是非ともよろしくお願いします。

2件のコメント

  • 面白かったですよ。
    主人公が何で強くならないのかなーとか、帰還方法を探す旅道中になるのかなーとは思いましたけど。
    続き読みたいです。

  •  感想ありがとうございます。

     今現在どうすれば面白くできるか悩んでいるので、更新はもう少しかかりそうです。
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