まず補正と向上の違いについてなのですが、
基本的に
向上<補正
向上≦微補正
の関係です。
【限界突破】も向上ではあるのですが、『あらゆる能力を向上』するので、結果的に微補正以上・補正以下、くらいの効力があります。
補正の強さは、
微補正<補正<高補正<超補正<超高補正<???
という順番になっています。
登場人物たちはみんな戦闘の才能マンなのでスキルの数が多いですが、一般平均B級探索者くん(30)は、スキルが二~四個くらいです。
未来と合流後に【孤軍奮闘】の向上効果がなくなるはずなのに、レオがあまり弱体化していないのは、この向上の効果量が少し関係しています。
そもそも探索者は、戦闘などをすると魔素量が増え、自分の能力が高まっていきます。
そのため、未来合流時には、層のボス(しかも通常より強い)を倒したことで少し魔素量が増え、【孤軍奮闘】が切れたことによる弱体化をレオは感じづらいです。
とはいえ、間違いなく能力は下がっているので、四層のボス戦で、未来が戦闘不能状態で、ボスと一対一(一対二)になっていれば明確に弱体化して危なかったかも……?
スキル関連は少し描写不足でした、申し訳ございません。