• ラブコメ
  • 恋愛

[M3GAN/ミーガン] ……観たい……&最近観た映画の雑な感想!

おひさとまち!(皆様お久しぶりです燈外町猶ですの意)
今日公開されたミーガン、めっちゃ観たいんですよね……。
孤独な女の子に寄り添う、親友のような女の子AI。お世話したり守っていたけれど徐々に暴走してしまい……って百合好きだったら誰しも一回は妄想してません????
発表されたPVはとりあえず全部観たんですけど、不気味の谷現象と相乗して感じる狂気と、AIならではのクレバーな感じが絶対好み。

×

さて、最近は[カクヨムの公式自主企画「百合小説」]に向けて短編小説を書いている日々ですが、
アウトプットの量に比例してでしょうか? インプットの量も良い感じです。
もともと小説や漫画は通勤中や休憩中に読んでいますが、5月中旬ごろから結構、家で映画を観ています。

小説書けてる時って妙に他のこともなんでも書きたくなっちゃうので、備忘録的な感じで雑に感想を綴らせてください!
最新作はない(というか全部アマプラで観た)ので、割とネタバレっぽいことも書くので念の為ご注意を!

では、どぞ!
(今書き終わったんですけど、そこそこ長くなったので暇つぶしになれば幸いです……!)

×

目次的なサムシング
【ウォーターワールド(1995)】
【フィールド・オブ・ドリームス(1990)】
【フルメタル・ジャケット(1987)】
【メメント(2001)】
【ブレット・トレイン(2022)】
【華麗なるギャツビー(2013)】
【騙し絵の牙(2021)】(百合作家特有の本筋外れ巨大感情注意)
【グリーンブック(2019)】
【フォレスト・ガンプ(1995)】
【マイ・ブロークン・マリコ(2022)】

×


【ウォーターワールド(1995)】
私ね、設定厨なんですよ。
――――――――
例えば……
「スワロウテイル」→日本の"円"が世界で一番強かった架空の時代。という設定。
「トゥルーマン・ショー」→一人の男性が、人為的に作られた世界の中で生まれた時から生活しており、その様子が世界中に配信されていて、しかし男性はその世界が本物だと思っており配信されていることも知らない。という設定。
――――――――
本作では地球が完全に水没しており、人々は限られた資材を巡って荒廃した暮らしを水上で営みながら、ドライランドという土がある場所を目指しているという設定。
これだけでもう最高。それに地球が水没というのはリアリティがあって没入感があるし、意外なSF要素もあって楽しめました!

×

【フィールド・オブ・ドリームス(1990)】
野球ってしゅごい。という安直な感想は置いておいて。
奇跡やファンタジーをオチではなくきっかけとして、とにかく行動する主人公が様々な素晴らしい現象を引き寄せる作品。
日常と非日常の融合というか合流がとても綺麗。
親子の絆や夫婦の愛、夢への憧れと諦め。野球を主題に置きながら、様々な人間模様や社会情勢が描かれるので全く退屈なかった。
それと……エンドロールのあとの一文にはぐっと来たねぇ。

×

【フルメタル・ジャケット(1987)】
めっちゃ怖い鬼教官に絞られまくるシーンが超有名な戦争映画。
戦争が人を狂気に誘うのか、人間の狂気が戦争を引き起こすのか。
「アメリカン・スナイパー」や「ハート・ロッカー」とは(当たり前だけど)別の角度で戦争を切り抜いているのに、
なんというか、観終わったあとの虚しさは同じ感覚だった。戦争も人間も怖い。
「永遠の0」とか「ダンケルク」は[映画]を観たって感じの感覚になったんですが、本作は特に[戦争]を観たっていう感覚になりました。

×

【メメント(2001)】
大好きなクリストファー・ノーラン監督の出世作!
10分ごとに記憶がリセットされてしまう主人公が、殺された妻の敵を討つ話。(リセットされると、妻が殺された時までの記憶しかなくなってしまう)
とにかく時系列をぐちゃぐちゃにするのが好きなノーラン監督ですが、この作品も例に漏れません。
ただ、「テネット」とかに比べたら全然わかりやすいし、
わかりやすいからこその面白さと、わかりやすいからこその物足りなさを感じた。
でもでもでも、最初は「見せ方一本勝負か~?」とか思ったけれど、やっぱりそこは鬼才ノーラン監督。
度し難い人間の本質が物語の根幹であることをキチッと描写してきて、
「いいねぇ~!」とニヤける終わり方でした!(鑑賞後感が良いとは言ってない。)
悪い笑顔を浮かべながらエンドロールに浸るタイプの映画。

×

【ブレット・トレイン(2022)】
新しめのアクション映画がみたいな~と思って探していたところ、少し前に話題になっていた本作がさっそくアマプラで配信されていたので観てみた。
日本の新幹線を舞台にハリウッド俳優達がとにかくわちゃわちゃ!ヒロインがきゃ~わいい~!
アクションは基本、新幹線の中という限定的な空間だけど割と凝っていた。
とりあえず知ってる地名がたくさん出てくるので見てて楽しかったし、オチも(期待していた通りだったけど)良かった。
俳優さん調べるためにWiki見たら原作が伊坂幸太郎でビックリ。「陽気なギャングが地球を回す」を読み終えたばかりだったので。

×

【華麗なるギャツビー(2013)】
まず私は、トビー・マグワイアが好きなの。あの、ちょっと抜けてる感じとか、無害そうに見えてナチュラルに人を馬鹿にしてる感じというか……。
更に孤高の富豪・ギャツビーを演じるのはレオナルド・ディカプリオ。
作家の夢を諦めて証券会社に勤めながら冴えない日々を送るニック(トビー)と、ギャツビーの仲が深まっていく様は見ていて微笑ましかった。
でも最後切ない……。ギャツビーはたった一人の女性のために手を汚し成功を収めあらゆる手段をつかって彼女の望みを叶え……ようとしたのに……。
難しいよね、成功とか幸せとか。それを判断しようにも、いつだって途中経過でしかないんだから。

×

【騙し絵の牙(2021)】
ウェルカム巨大感情ぉぉおぉおおおおおおおおおおお!
はい、巨大感情が渦巻きました。
最初はね、出版業界ものなのでなんとなく見始めたんですよ。大泉洋さんも好きだし。
でも、でもね、でもでも。
出版社内の上司(木村文乃さん)と部下(松岡茉優さん)の関係とかその遷移があまりに好き過ぎて……!!!(物語の本筋にはあんまり関係ありません。超個人的な感想です)
最初は同じ文芸誌の上司と部下
→部下が別の文芸誌に異動。上司と対立。(主人公のせい)
→上司が編集長を務めていた文芸誌が廃刊になる。(主人公のせい)
→上司は編集の仕事を外され、総務部に送られる。(今まで編集しかやってこなかったのに……)
→部下は主人公に離反して出版社を辞め、廃業寸前の実家の本屋で働き始める。
→上司と部下は手を組み本屋でイベントを興し、主人公の計画をぶち壊して鼻を明かす。
はい!! こういうの好き!! 本当に好き。大好き。すこ!!!!!!!!!!
まぁ主人公は有能だし、鼻を明かされたあとも二の手三の手を打ってうまくやって行くんですけれど。
兎にも角にも全く予測していなかったところから巨大感情が生まれるというのは人生における幸福な瞬間ランキングでダントツブッチギリ1位ですよね? ね?

【グリーンブック(2019)】
黒人のピアニスト・シャーリーが、黒人への差別がめっっっっちゃ激しい地域(1962年代のアメリカ最南部)で演奏ツアーをするので車の運転手を募集した。
主人公のトニーは白人で、黒人への偏見や差別思想は強いけれど、ちょうど職をなくしていたし給料が良かったので運転手になる。ちなみに口が上手いけれど喧嘩っ早い。(仲間からは、すぐにシャーリーを殴って仕事を放棄して帰ってくる。と言われる程。)
旅の途中、案の定常軌を逸した黒人差別や、トニーとシャーリーのすれ違いはありつつも、互いの凸凹を補い合うことで協力してツアーを進めていく。
『最強のふたり』や『最高の人生の見つけ方』などでも感じたけれど、人種や貧富の違いがあっても互いの価値観を共有し、認め合い、友情を育む過程は美しい。
そりゃあ最初から"違い"が無ければ争いも生まれないんだろうけれども、それはきっと無理なことで。
"いかにして分かり合っていくか"は、人類の永遠の課題であり、方法は無数にあると思うので、その内の一つを描いた作品を観ておいて損はないのでは。

【フォレスト・ガンプ(1995)】
一人の男の人生を追いながら、アメリカという大国の歴史も同時に追える作品。
不器用だけど真面目で、更に仲間思いかつ一人の女性を愛し続けた男、フォレスト。
彼はずっと、人から言われたことを実直にやってきて、やがて他人が羨む幸せを手に入れた。(彼自身それが幸せなことだとは感じていない。どうして他人が羨むのかもあんまりわかってない。)
それでも、彼を慕う人が現れたり、大切な人を失ったり再び出会ったりしながら、ようやく自分が幸せと思える環境を手に入れた……けどまた失って、遂にフォレストの感情が洪水する瞬間がもう、たまらない。
また、この作品内でも戦争が描かれる。それも戦場から退いた負傷兵のその後や、反戦争活動の一端なども描かれるので、戦争という二文字の出来事がどれだけ多くの人へ影響を与えるのか痛感できる。

【マイ・ブロークン・マリコ(2022)】
主人公・シイちゃんが、自殺で亡くなった幼馴染・マリコの遺骨と一緒に旅立つ。
原作漫画は随分前に一話だけ読んだけれど、つらくて読み進められなかった。映画もしんどくなったら止めようと思っていたけれど最後まで観ることができた。
いろいろと思うことはあるけれど、マリコがかわいい。
マリコが手紙を読み上げる度に泣いていたのでしんどかった。とにかくマリコはずっとかわいい。そしてシイちゃんは格好いい。
(あと極めて個人的な感想だけどマキオ(窪田 正孝さん)の纏う雰囲気がめちゃツボでした)
物語を視覚と聴覚で追いながら、脳内では「BLACK LAGOON」の双子編でロックが発した『みんなが寄ってたかって、あの子を虎に仕上げたンだ』というセリフが度々フラッシュバックしていた。
そしたらシイちゃんも似たようなことを言ってくれた。もっと早くに言ってあげてほしかった。登場人物一人一人にいろんな願いを抱いたけれど、それが一番大きかった。
亡くなった大切な人を想い続けるためには、生き続けるしかない。絶望に対する一つの解答例を、違和感や説教臭さなく提示してくれた映画だった。

追記。
漫画買って読んだ。
これはどちらも素晴らしい。
漫画は読むべきだし、映画も観るべき。
それぞれの技法で、物語の良さを引っ張り出してる。
個人的には、映画ではマリコに、漫画ではシイちゃんに感情移入した。

×

ほい! 以上です! 解釈違いや燈外町の理解不足があったらすみません!
なんでもコメントもらえたら嬉しいです!
「この映画もオススメ!」「こういう近況ノートもありorなし!」「そもそも誤字ってんぞ燈外町!」などなど……!
気分次第ですが漫画や小説、アニメなんかも思い立ったときにこんな感じでまとめるかもしれません!

先のことはわからぬ……とにかく今は明日に向けて寝なければ……(現在時刻0時33分)(軽い気持ちで書き始めたのでこんなに長くなると思ってなかった……)

それでは! とーとまちでした! おやすみなさい~!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する