• 現代ファンタジー

2024.08.30_少しばかりお雑談~『幻恋の誘海』第10話公開に際して~

私を見つけて下さった全ての皆さま。

未知です。
作業の合間に少しばかり雑談にお付き合いください。
安心してください。退屈はさせません。

今回のテーマ
ジャンルやキャラクターという曖昧な概念Ⅰ

幻恋の誘海を書き進めるにあたり、何となく気になったことがあります。
紹介文を読んでくださった方はお分かりのことと思いますが、本作は「現代ファンタジー」というジャンルで公開しているものの、厳密には「現代ファンタジー&恋愛ミステリー」というジャンルであります。
しかし、読んでくださった方々の中には「ミステリーじゃね?」とお思いになった方もいらっしゃると思います。
そのご指摘は非常に的を射ていると思います。

大前提として、読んでみてどう感じたかは読者の皆さまが決めることだと思います。
私の中の区別としては、現代ファンタジーは「在りそうでない世界観の物語」だと思っています。言い方を変えると「もしかしたら在るのかもしれない世界観」とも言えるのではないかと思います。要は、様々な世界線があり、その世界線の数だけ世界観があるのだとすれば、それぞれの世界線にも距離感があるはずです。現代ファンタジーは「比較的近い距離圏内にある別の世界線の物語」と少なくとも私は定義しています。
その理論で行くと異世界ファンタジーは「比較的遠い距離圏内にある別の世界線の物語」となりますね。距離が遠くなればなるほど実像は見えにくくなり「解像度」が下がることになります。我々は、自身の身を置く世界で観測を行い、観測のできない部分は「おそらくこうだろう」という個人的感性や尺度で形作るわけです。「おそらくこうだろう」の「おそらく」の部分は個人のもつ「理想ベース」なのかもしれないし、ある程度根拠のある「推測」と呼ばれるものかもしれません。
もちろん難しく考えずに思ったままに楽しく表現するのが一番です。
「表現」という営みの真理は案外それなのかもしれません。

少々長くなりましたので、ミステリーについてやキャラクターについてはまたの機会にしましょう。

皆さまの考えも教えてくださいね。
もちろん、感想やコメントも大歓迎です!

以上、未知でした。

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