脳神経外科の勤務医です。小説やテレビドラマに出てこない医療現場のリアルな部分をフィクションとして紹介します。hekiseiというのは「碧青」で、母校のスクールカラーです。
平成の頭ごろに出版業界にいた人間ですが、今はまったく別の仕事をしてます。 映画をこよなく愛するオジサン (投稿した作品は予告、報告なく、時々、修正、誤字訂正しています。ご了承ください)
『勤務医をやめて健筆宣言』 とりあへず医者人生の中締めと職場をあとにす 岩木山笑む 年を越せば、前期高齢者から後期高齢者へと格上げ(?)される。…と諦念したわけでもないが、やっと無職の身となった。 ◇欧米では、リタイアする上司や友人に「コングラチュレーションズ」の声をかけるそうだ。「このたびはご退職おめでとうございます。素晴らしいキャリアを築かれたことへのお祝いを申し上げます」という具合に。 ◇出勤しなくてもよくなったが、だらだら暮らすのは嫌なのでスケジュールを立てた。朝5時すぎに起床、6時に朝食をとったら机に向かい、午前中は短歌を詠んだり、原稿を書いたりのアウトプットにあてる。昼食と昼寝の後は、読書などインプットか、妻のガーデニングを手伝う。夕食後は、涼しくなったころ夫婦で30分ばかり散歩する。シャワーで汗を流し、のんびりしていると眠くなる。…とまあこんな生活を始めた。 ◇医者人生の中締めだから、チャンスがあれば働き始めるだろう。それまでは充電期間として有意義に過ごしたいもの。短歌は「一日一首」の決め事だし、駄文も書きたまる。それならば掲載の採否は気にせず、取りあえず送り続けよう、と決意表明する次第である。
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