なんか書こうかなと思って近状ノートを書きました。特に意味はないです。
とりあえずの報告としてこれから少しの間だけペースを上げます。
そして短編小説「灰の都は永遠を紡ぐ」を公開しました。
ぜひ読んでみてね。
読んでくれた人用に小さな小説を。
狂う世界の王。
狂った世界はどのようなものだろう。
やはり美しくないものなのだろうか。
いや、私は逆に美しいと思う。
私が、その世界の王だからだろうか。
どこまで行っても世界は続くが、この世界は狂っている。
天空は暴風に包まれ、晴れと曇り、嵐や日照りがおかしな速度で切り替わる。
大地は度々揺れ、割れ、歪む。
大海は既に荒れ狂い、その波は大地を削り、のみこむ。
山脈は燃え盛り、炎ですべてを燃やし尽くす。
空間は裂け、歪み、穴が開く。
それはすべて狂ったものであろう。
しかしこんな世界が美しいと思う。
なぜか。それは、世界の狂いに適応する自然だ。
植物は、大地が割れても歪んでも、水がありすぎてもなくとも、日によって覆われようとも生きる力を身に着けた。
動物は荒波に飲まれようと、空間に裂かれ、捻じ曲げられ、落とされようとも生きる力を身に着けた。
その力は、とても美しいものだろう。
だからこそ私は。この世界を美しく思う。
その生命が、自然が狂ったものとして示されていたとしても。