2021年6月12日筆
【概要】
長編か中編ぐらいで書き上げたいテーマ
消失してしまった原稿データを箇条書きでメモ書き
【概要】
・不登校の女子高生(以降:主人公)がいる
・彼女は不登校で人間があまり好きではない
・自分は目立ってはいけない存在と思い込み上下黒のルームウェアに灰色の傘をさしている
・灰色の傘は母親から「女の子らしくない」と言われるが、自分としては世間で目立ちたくないという後ろ向きな気持ちから灰色の傘をさしている。とくにビニール傘は自分が全て見えてしまうから嫌いだった
・雨天時、コンビニからの帰りにポストに便箋を詰め込んでいる不審な少女(小学生ぐらい)に出会う
・なおポストマンにも「地味な傘と地味な服装ですね」と言われる
・主人公は少女を家に入れる
・少女は自らを【ポストマン】と名乗る。手紙を届けるのが使命
・持っている便箋にはある人物からの手紙が入っている
・その手紙は【小さいポスト(ポストマンがある人物に与えた道具)】経由でポストマンに届けられる
・その手紙にはだいたい悩みが書いてある
・ポストマンはその悩みを聞いてくれそうな人物のポストに手紙を預け【小さいポスト】に返信を書いてくれることを期待する
・悩みを持つ者⇔ポストマン⇔悩みを解決してくれる者、という構図
・主人公はポストマンの言うことを半信半疑になりながら、送られてくる手紙に返信を書き続ける
・悩みを持つ者は同じ町内の女子高生(以降:見知らぬ同級生)だった
・見知らぬ同級生の悩みは自分が転校生でちょっと変わり者だったり、父のことだったり、クラスメートの優秀な子が自分に興味を持ってくれたり、彼女が役者を目指し始めたことにどう向き合っていいのかわからない……と言った事が書かれていた
・最初は手紙を書くだけだった主人公は見知らぬ同級生を応援したくなる
・それを見たポストマンは主人公に「人間が好きになりましたか?」と聞いてくるが主人公は図星を疲れたのか、そっけない態度をポストマンに取ってしまう
・主人公は自分も見知らぬ同級生同様に、人付き合いが上手じゃないのに、彼女はどんどん遠くへ言ってしまうような気がする
・主人公はそんな彼女に一言応援したくなり、ポストマンに頼んで彼女が住んでいるマンションの前へと赴く
・主人公はマンションの前から建物に向かって大きな声で「がんばってー!」と叫ぶ
・雨が降ってくる。傘を持っていない主人公とポストマン
・主人公はコンビニで「ビニール傘買っていこうか」と言う
・ポストマンは「とてもいいと思います」と笑顔で賛同。二人共帰路につく
・主人公が家に帰るとポストは消えていた