「ポンコツ冒険者は英雄になりたかった」第四章の投稿が終わりました。
お読みくださった方、ありがとうございます。未読の方は、お時間のある時にぜひお楽しみいただけたら幸いです。
さて、気づけば、初投稿から３年が経過しました。
１章がおよそ長編小説１本分の長さになっています（たぶん）ので、４本の長編を書いた計算となります。
その中でも、今回の４章は、かなり手こずりました。
近況ノートにて延期を繰り返す投稿をしていましたが、その通り、本編執筆で躓いてしまって……書き直しや修正を繰り返すうちに、予定より二か月以上も遅れてしまいました。
以前、プロットが見切り発車である、という話をしたんですが、さらに考えていく内に、もう一つのミスの可能性が見えてきました。
「主人公が、作中の事件にあまり密接に絡んでいない」ということ。
もっと簡単に言えば、主人公の動機や、悩みが薄かったんですよね。
なので、執筆していて、どうもノッてこない。
事件が進んでいるのに、主人公だけは冷静というか、危機は迫っているのに、過去三章のような強い思いが湧いてこない。
これはいかん、ということで、何とか軌道修正をしましたが……うまくできているでしょうか？
これ以上悩んでいても仕方がない、というところで投稿に踏み切ったわけですが、読みづらかったり、感情移入しづらかったりしたら、私の力不足です。
少なくとも、四章まで読んでくださった方は、この作品に少しでも興味が湧いてくださった方だと思うのですが、期待に応えられていなかったら、平身低頭するよりほかありません。
……まあ、あまり後ろ向きばかりの言葉ばかりでもアレなので。
何のかんの言って、四章投稿を終えてからすぐ、もう次の展開どうしようと自分自身が楽しくなってきているので、５章は来年春ごろには投稿したいと意気込んでおります。
予定では、あと２、３章くらいで、いったん完結くらいの構想を持っているんですが、そこまでたどり着けるといいなあ。
気付けば大長編みたいになっている本作ですが、よかったら今後もお読みいただけると幸いです。
ではまた、いずれ。