最新話まで見てもらった方は、主人公の理久くんが実は女にも見える中性的なイケメンだという事を知ってもらえたと思いますが、そんな彼が何故自分を『モテない平均的な容姿』だと思い込んでいるのかの秘密を設定資料からお教えしましょう。
──────高校時代のエピソード────────
【女子生徒間の不可侵条約】
高校時代、女子たちの間で暗黙のルールが存在していた。
『抜け駆け禁止』『告白禁止』『ただし、理久くんに告白されるならOK』という強固な協定が結ばれていたため、理久に好かれたい女子たちから日常的に声をかけられまくり、頻繁に女子の輪の中にいた。
しかし「誰も告白してこない」ため、本人は自分がモテているという自覚が一切ない。
幼い頃から女の子に囲まれる環境が普通だったことも、彼の圧倒的な鈍感さに拍車をかけている。
【男子生徒たちの反応】
クラスの男子たちは内心「こいつ、女みたいな顔で可愛いな……」と思っていたが、同性愛者だと勘違いされたくないため、全員が口にはしないでいた。
【文化祭での黒歴史】
「理久に女の格好をさせたら、めちゃくちゃ美少女になるのでは……?」という男子たちの邪な期待から、クラスメイトたちが結託してメイド喫茶の企画を強引に通し、理久を女装させることに成功する。
結果、予想を遥かに超える美少女が誕生してしまい、外部から来た客に本気で惚れられたり、お尻を触られたりする事案が発生。
理久にとって決して忘れられない『黒歴史(トラウマ)』となった。
さらに、客だけでなくクラスの男子生徒たちまで理久に対して「ガチ」になってしまい、やたらとスキンシップを図るようになったが、理久本人は「なんかこいつら、最近やたらボディタッチが多いな?」程度にしか思わず、男たちからの熱視線にも全く気がついていなかった。
【TATSUYAで働くようになった現在】
高校卒業後に働き始めた『TATSUYA』に、涼風舞や藤原健人といった芸能人レベルの美形スタッフが揃っているため、自身のことを「男らしさに欠ける、ごく平均的な容姿」だと本気で勘違いしている。
【格闘技を始めた理由】
小学生の頃、女っぽい顔とバカにされることが多かった彼は、少しでも男らしくなるために格闘技を習い始めた。
素質があった事と、試合では対戦相手が(えっ!?女の子と戦うの!?)と無自覚に動揺させる結果となり連戦連勝だった。
【女神ソフィリアルスの目覚め】
女装した理久を天界からたまたま見てしまったソフィリアルスが『何このドチャクソ可愛い女の子!』と一目惚れし、星喰細胞との適正値も高く、魔法少女にするには最高の逸材を見つけたと喜んだ。
しかしその直後に、実は理久が男だと知り『男に興味はありません。百合こそ至高。美少女最高』を公言していた彼女は己の価値観が粉々に破壊された。
彼女は天界から『聞いたよ……キミ本当は男の子なんですってね……キミのせいで……私は……私は女の子大好きだったのに……キミのせいで今大変なんだから……』とよだれを垂らしながら、ねっとりとした熱視線を送ったという。