ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回は、竜だったルカが人間の姿になった直後のお話です。
白銀の髪。
金色の瞳。
額の小さな角。
見た目だけなら異種族の少女として通せるかもしれません。
ただ、中身はついさっきまで竜として生きていた存在です。
人間はなぜ群れるのか。
なぜ弱いのに生きているのか。
なぜ相手を燃やしてはいけないのか。
ルカにとっては、どれも当たり前ではありません。
第4話では、そんなルカをアキトが必死に隠しながら、森の奥から聞こえる“竜に似た咆哮”の違和感に気づく回になっています。
そして第5話では、見えない魔物ノクスレイスとの戦闘です。
今回のポイントは、アキトが敵の弱点を「見抜く」のではなく、「そういうことにする」こと。
外れスキル【AI】は、この世界のことを正しく知っているわけではありません。
でも、だからこそ。
まだ誰も知らない性質。
まだ決まっていない弱点。
まだ名前のついていない可能性。
そこに仮説を接続することで、アキトは戦い方を作っていきます。
竜娘になったルカ。
見えない魔物。
寄せ集めの討伐隊。
そして、アキトの外れAI。
第4話・第5話で、少しずつこの作品の遊び方が見えてきたかなと思います。
引き続き、アキトとルカの旅を見守っていただけると嬉しいです。
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