夜分遅くに失礼します。舛花天です。中途覚醒して眠れなくなりました。
それはさておき、今回は前のノートでお話した『キャラ紹介』を行おうと思います。とはいえ、人数も多い上に初めてのキャラ紹介となるので、ざっくり簡易版に留めておこうと思います。今回紹介するのは、はの様主催の企画『ハロウィンノベルパーティー2025』に出した作品5つ(視える未来〜月蝕の翼まで)に出てきたキャラ達です。本編と合わせてお読みいただけると、何となく人となりが見えてくるかと思います。
能書きはこれくらいにして、キャラ紹介、始めます。
1.視える未来
*ソフィー・グレース・クラッセン 23歳
世界的に活躍するパフォーマンスチーム『シプソフィラ』の日本支部に所属するサイキッカーの女性。カナダ出身。神秘的なオッドアイが特徴的。透視や未来予知、催眠術といった『サイコマジック』を得意としており、未来を視る力を持つ。この力の正体については本人すらよく分かっていないが、一部の仲間からは『経験と直感に基づく予測では』という説が挙がっている。大人しい性格で無口。少し突き放したような話し方をするが、不器用なだけで根は誠実。打ち解けると優しい一面も見せてくれるようになる。
*リリー・ハリス・テイラー 21歳
シプソフィラ日本支部に所属するスイムパフォーマーの女性。ニュージーランド出身。海と共に生きる海の民の集落出身であり、海と一緒に育った。元はオーストラリア支部所属だったが、最近になって日本支部に異動してきた新人さん。パフォーマーである一方、留学生として大学にも行っている。明るい性格で純粋な人物。自然に囲まれてのびのび育ったため、おおらかで色んなものに興味を示す。
2.幸せのエイミー人形
*雪羽 茜(ゆきはね あかね) 22歳
今をときめく若手女優。自身も数多くの映画やドラマ、CMなどに出演する傍らで、妹の碧のサポートも行っている。本名は笠師保 咲雪(かさしほ さき)である。また、雪が降る田舎町出身であり、素だと方言丸出しになる。明るい性格で勝ち気な人物。勝ち気が行き過ぎて少し喧嘩っ早いところも。
*雪羽 碧(ゆきはね あおい) 17歳
茜の実の妹であり、子役出身の女優。姉のサポートも受けつつ、演技以外でもマルチに活動している。本名は笠師保 美羽(かさしほ みう)である。なお、姉と同じく田舎出身ではあるが、幼い頃に上京したため殆ど訛らない。姉とは真逆で大人しい性格。その反面かなりの努力家であり、陰での努力は怠らない。
3.灯火を揺らして
*エルネスト・ソロモン・ミムラス 27歳
シプソフィラ日本支部でクラウンとして活動する青年。インド北部出身。通称はエル。現在の相方であるファウストと共にコメディアンコンビを組んでいたものの、ある理由から祖国を追い出され、日本に辿り着いた。明るい性格で社交的。一方プロ意識は高く、他人の笑顔は自分からという独特の美学を持っている。
*ファウスト・ヴィクター・アカシア 27歳
シプソフィラ日本支部でクラウンとして活動する青年。インド南部出身。通称はファウ。嘗ては現在の相方であるエルネストと共にコメディアンコンビを組んでいたが、夢を絶たれて日本に辿り着いた。なお、血の繋がりは一切無いがなぜかエルと見た目がそっくり。明るいエルとは異なり少し職人気質。拘りが強く、どんなことにも一切妥協しない。
4.禍福は糾える感情の如し
*花毬 風音/咲耶(はなまり かさね/さくや) 20歳
シプソフィラ日本支部で衣装とメイクを手掛ける女性。いわゆる『二重人格』の持ち主であり、主人格の風音と裏人格の咲耶が交代で出てくる。衣装は風音が、メイクは咲耶が手掛ける。風音は明るい性格で社交的であり、咲耶は大人しい性格で物静かな人物。二人で一人という考えを持っており、裏表で区別されることを嫌う。
*忍冬 奏海(にんどう かなみ) 23歳
シプソフィラ日本支部で筆頭用心棒兼ダンサーとして雇われている女性。四人いる用心棒のトップであり、他三人を束ねる存在。とはいえ上下関係は無く、四人とも仲良し。また用心棒としての強さも確かであり、テコンドーやキックボクシングなどあらゆる格闘技をマスターしている。悪漢は強烈な蹴り技で倒してしまう。明るい性格で社交的。とても人懐っこく、メンバーとの仲も良好。
*クム・ユナ 23歳
シプソフィラ日本支部で用心棒兼ダンサーとして活動している女性。韓国出身。元プロのシュートボクサーという異色の経歴を持っており、正真正銘プロの格闘家だった人物。今は奏海とペアを組んで活動しており、悪漢は強烈なパンチで殴り倒す。奏海同様、明るい性格で人懐っこい。
5.月蝕の翼
*素馨 透(もとよし とおる) 19歳
都内の私立大学の歴史学科に通う女性。現在は心身の故障により休学中であり、実家で療養中。病弱であり、中々外に出られない日が続いている。なお、茜や碧と同郷であり、仲も良いため時々電話で話している。大人しい性格でおしとやかな人物。おっとりした話し方が特徴的であり、スラリとした長身の清楚な美人。繊細かつ涙脆くも心優しいため、多くの人達に愛されている。
*フラックス・ユリシーズ・ナイセル 22歳
大手企業が抱える劇団『ハーデンベルギア』に所属するエース級の劇団員。アメリカのフィラデルフィア出身。通称はフラン。女性ですら出すのが難しい高音域のソプラノが特徴的であり、中性的な見た目もあって女性役に抜擢されることが多い。それでも一応男性である。穏やかな性格で心優しい人物。嘗て虐げられてきたことがあったため、心身の弱りに対して理解が深い。
いかがだったでしょうか。こうして振り返ると『シプソフィラ』からの出演が多かったですね。多分、読まれた方の多くが「シプソフィラとは何ぞや?」となったと思うので、近い内に解説しようと思います。パフォーマンスチーム『シプソフィラ』は私の創作の中では大きな割合を占める世界観の一つでもあるので。
今後出すハロウィン企画短編の登場キャラについても、また別途紹介を出す予定です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。舛花天でした。
舛花 天