【『赤い影に眠ってくれ』リンク】
https://kakuyomu.jp/works/16818093087585400306
【特設サイト】
https://kakuyomu.jp/info/entry/u-24_result
【コメント】
『赤い影に眠ってくれ』、他自作品を読んでくださった方々のために、慣れない近況ノートを書き残しておきます。
優秀賞ありがとうございます。素敵なご縁をいただけて幸甚です。賞品のギフトカードは大事に使わせていただきます。服とか買います。
正直、自分でも「よく受賞できたなあ」とは思っています。大賞や他の優秀賞は100,000字越えが当たり前。なんなら800,000字前後の作品もある中で、拙作『赤い影に眠ってくれ』は30,000字未満です。他の受賞作より何倍も何十倍も薄い物語で、大長編の作品群に肩を並べていいのかが未だに分からない。
思えば、小説甲子園(集英社のアレです)の最終選考や、ゲームコンテストの上位入選はあったのですけれど、小説それ自体で入賞したのは初めてです。へこたれずに続けてきてよかったなあ、と素直に感慨深くなっています。ここまで来るのに8年かかってしまった。
カクヨムには疎いので、知り合いが受賞したといったことはありませんでしたが、「〇〇さんが大賞だ!」「〇〇さんの作品だ!」といったコメントがちらほらあり、ああカクヨムは良いコミュニティなのだなと認識したところです。もう少し早く文学に出会えていれば皆様の友達になれたのだろうか、と少しだけ寂しい気持ちになっています。誰か、よければ僕の友達になってくれやしませんか?
優秀賞を受賞したからといって、プロ作家になるわけでもなければ、お仕事が舞い込むこともないでしょう。けれど、今回踏み出した一歩が、悶え苦しみ、自分自身を呪い、線路に踏み出しかけた、いつかの自分の足枷となってくれたら嬉しいです。
物語に祝福を。