じわじわ読んで頂き続けて、おかげさまで4000PVに達しました!
たまーに一気読みしてくれる方がいらっしゃってありがたいと同時に貴重な時間を費やして頂き、何してんですか暇なんですかねでもやっぱりありがとうございます。
テンポやストーリー運び、文体など、自分の作風の良い部分が比較的良い感じにまとまっている代表作だと自負しています。
本編に加筆して全体を10万文字に届かせようとする試みは、既に本編の1/5を使った番外編により達成されてしまいました。何らかの賞レースに挑んでみようと思い立ったのが発端でしが、番外編込みで流石にこれはズルいか。ちゃんと新規キャラを絡ませて展開を増やして……そして何より「作曲」描写をもっと増やしたいところではあります。
ゲームBGMを聞いていると「誰が誰の何の為に奏でている曲なのか」がすごく気になります。ラスボス曲なんか特にそうですね。この旋律は誰のため、あのリズムは何のため、そして全部が調和して、一つの和音になっていく。そんなラスボス戦曲を登場人物たちが自ら創り上げていく。みたいな話を……したようなしてないような。あいまいですぜんぶ。
だいたいそんな感じの作品です。
――暗緑の瘴気が吹き荒び、渦巻く亜空の決戦場。
魔に滅ぼされた全ての亡骸が慟哭を上げ、暴虐の嵐に捩じり潰されそうになりながらも、楽団は、原罪の獣と模造天使の戦いを彩るため、そして何より仲間を守るために演奏する。
イラストは、いわゆるラストバトルのお約束「訳わかんない亜空間」のイメージです。しかし主人公は最終決戦を殆ど見てないっていう